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絵を描くことについて

デジタルで絵を描くようになって、約1年がたちました。

最近、絵を描くことについて感じていることを書いてみます。


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けっして上手ではないけれど、なんだか私は私の絵が好き。
テクニック的なことは全然ですし、上手でもないとは思っています。
でも自分の好きな絵の傾向がわかってきたような気がします。
色鉛筆で描いたような、ガサガサした線。
水彩で描いたような感じ。


そして、描けば描くほど本当の絵の具で描きたいなって思って。

アナログな水彩画を描き始めてみたり、キャンバスを買ってみたりしました。
(まだ届いてない)

たまたま丸いキャンバスを見て「かわいい…!!」とわくわく。

画家でもないのにキャンバスを買うなんて発想がありませんでしたが、別に描くのは自由!!と気づきました。
これから、ちまちま描いていくのが楽しみです。


一年前はラインスタンプを作っていたなんて信じられない。
すごく昔のことのように感じます。
noteの挿絵も描きたいって言っていて、一年後にはイラストを描くことが日常になっているとは思ってもいませんでした。

前は目的や、目標がないとやる価値ないって思っていました。
それこそ、こんな絵を描いてどうなんの?って聞かれたら「どうもならないなあ」って今でも思ってしまいます。
それに下手くそな絵をのせるの恥ずかしいっていう気持ちもあったりします。
(一般的な技術とか構図とかデッサンとか。そういう面でみたらツッコミどころのある絵なので)


でも、私の絵を可愛いといってくださる方もいて、そういう方の声や、自分のなんとなく気に入っているっていう感覚を大事にしたいなあとも思います。
それに、今は好きな絵を描くだけでいいんだなぁって思っています。
だって、始めなかったらsuzuriさんでグッズを作るなんて未来はなかったと思うからです。

そして、おこがましいんですけど、私の記事を見てsuzuriさんでグッズを作ったよっていう方や、なんか始めてみようかなってコメントを下さる方がいて。
一滴くらいのしずくかもしれないけど、誰かの心に何か気持ちの揺れのようなものを起こせたのだったら、私も記事を書いてよかったなって思います。

私も絵を描いたのは偶然で、たまたまnoteの見出しにしたらコメントを下さった方がいて。
フォトギャラリーに共有したら使ってくださる方もいて。
絵を可愛いと言ってくださる方がいて。
suzuriさんでグッズを作られた方の記事を見て、私もやってみようと思えました。
だから、私の記事を見て何かを感じた人がいたとしたら、それは過去の私と同じなんだと思っています。
だから、私はそういう風に一歩踏み出す方を応援したい。
それは自分を応援することと同じだと思うからです。


話題になったルックバックを読んだ時、積み重ねられたスケッチブックの山を見て震えました。
きっと絵を描く練習をした経験のある人は、誰もが震えたのではないかと思う。

私も、こそこそ練習していて。
いつもスケッチブックを机に置いて、気が付くと絵を描いたりできるようにしています。
絵のいい所は、ぱっと鉛筆を手に取って、さっと描けて、いつでもどこでも静かに出来ること。
そして、すぐ中断できること。

料理の練習は、どうしても食材が必要だったり、夜はうるさかったりするし、たくさん作っても食べられなかったりするけれど、絵はそういう要素がいっさいないし、デジタルなら画材もいらないというお手軽さ。


でも、そんなレベルでは到底たどり着けない域に、漫画家さんはいるのだなと感じました。
(漫画では廊下を埋め尽くすほどのスケッチブックが描かれています。本当にそれだけで何よりの証明)

でも、漫画家になれないからってやめなくていい。
絵を描くのに他人の許可や資格はいらないから。

だから、もし絵ではなくても、自分のやりたいことを将来性とか生産性とか考えてやっていない人は、やってみてほしいです。

私は割と興味を持ったものにはすぐに手をだして、「あ、これ違う。」って思います。
子どもたちが小さかったころ、ハンドメイド作家っていいな、とか思ってアクセサリーを作ったことがあります。
子どもがお昼寝した隙にこそこそっと。
すぐわかりました。向いてない…!!

でも、やらなかったらいつまでも「やりたいなあ、やろうかなあ。もう少し時間できたら…」って思っていたかもしれないなって思います。


あと、キングコング西野さんの著書「魔法のコンパス」で紹介されていたことにも影響を受けています。
ざっくり簡単に言うと、その分野でそこそこになるには1万時間くらいあればなれると。
それでも、それを出来る人は100人中ひとりくらい。
つまり、レアな人材ではない。

たとえば、料理できてイラストを描ける人って、けっこういると思う。
料理本の挿絵を自分で描いたりしてる方ってけっこういるので。

そこで、また違う事にも1万時間をかける。そうすると2つの要素をかけあわせて1万分のひとりになれる。

さらに、また違う事にも一万時間かける。そうして3つのかけあわせで、100万分のひとりになろう、というものです。
(詳しくは藤原和博さんの『必ず食える1%の人になる方法』に書かれているそうです)

一つのことをつきつめて煮詰まってくると苦しくって進まない。
そんな時に、もう一つのことがあれば、それをやればいいだけ。
そうしたら頭もクリアになって、煮詰まっていたことのアイデアが湧いてきたりする。

一見すると効率が悪いように見えて、とてもいいサイクルです。
そうして、3つをつなぐ三角形が広がっていくと、自分の可能性も同じように広がっていくのかななんて思います。
それを一般的には副業とか兼業と言うのかもしれません。


でもつながらなそうなことでも、ふとしたことでつながったりするのかもなと思います。
例えばイラスト得意でスポーツも好き。そこからスポーツ系のイラストの需要がでるかもしれない。
文章が好きで、楽器演奏もするなら、そういうニッチな文章が書けるんじゃないかとか。

でも、狙って出来る人は少数な気もします。
それに自分の可能性を決めつけなくてもいいんじゃないのかなとも思います。


私はまだ絵に1万時間かけていませんが、歩みは少しずつ。
3つ目はなんだろうなぁ…。
ついついやっていることが、価値のあることなのかもしれませんね。

ちなみに1万時間とは、一日1時間取り組むと27年かかる計算です。
一日5時間取り組むと、約5年です。

それでも始めるときはみんなゼロから。


色を塗るとき、心が無になる。
それが、とても好きです。



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