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go!go!vanillas ROAD TO AMAZING BUDOKAN TOUR 2020 -FINAL
ロックバンドには夢があるな。
帰り道にそんな気持ちになるような素晴らしいライブだった。
細かいレポはプロのライターの方がしてくれていると思うので、私は心に残った部分の覚え書きを。
私はバニラズの歴史にそこまで詳しくない。ルーツがビートルズにあって、プリティさんという方が交通事故で一時期生死を彷徨っていたけれど復活して……というところくらい。
曲自体は大好きでよく聴いていた。
だから、今回の武道館で初めて彼らの人間性やストーリーに触れた。
彼らの武道館公演に対する熱意の強さと、一曲一曲楽しくて大切で最高で堪らない!という、いつまでも夢を追う少年のような姿にえ魅了されてしまった。
特に心に残っているのは、四人それぞれの作曲ボーカルパート。(あの試みもビートルズリスペクトだとは知らなかった)
中学生のときに作った「JETT ROCK SCHOOL」を武道館の舞台で演るのって、めちゃくちゃ熱い。バンドマンドリームの極み。
フィールドは違えど、私も大きな夢を持ち続けて努力し続ければこんな日が来るのかもしれない、そう思った。
バニラズは希望を持たせてくれるバンドだとしみじみ思った。
演出が好きだったのはTTNoW。
ステージ全体に焚かれるスモーク、少し気怠い感じの曲調、”love and peace”が連呼される歌詞、色気のある牧さんのボーカル、すべてが相まって「整って」いく……
この曲の歌詞、内容もリズムも韻も好きすぎて部屋の壁に貼りたい。
give you love, give you love, give you love & peace
Go 銭湯に行こう 癒しを浴びろ
あとは、ベタベタのベタだけど平成ペインの歌詞にグッときてしまった。
令和の今の時代を生きる私たち、がんばろうね。暗闇には目が慣れているからさ。(1997年生まれギリ脱ゆとり)
この暗闇に目が慣れているのは僕らさ
他にも色々あるけれどとりあえずここまでで。
バニラズってなんでこんなに希望を持たせてくれるんだろうな。それにも関わらず、押し付けがましくないのはなんでなんだろう。
曲調の軽快さとフロントマンの牧さんから溢れ出るオーラからだろうか。何を言ってもサマになる。「僕らの未来に賭けてみよう」っていう言葉がとても似合うボーカリストだ。
これからも追いかけていきたいなって思った。
バニラズ、武道館公演おめでとうございます!
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