見出し画像

お部屋探し戦記


昨年末に会社の独身寮から引っ越しをしました。
一人暮らし歴は年齢の割には長い方かと思います。

高校時代:実家から離れた学校だったため下宿
大学・大学院時代:親の決めたアパートで一人暮らし
社会人なりたて:独身寮
現在:賃貸

自分自身で移り住む土地から部屋から全て決めるのは初めてだったため、仕事、社会人スポーツの繁忙期に目を回しつつも勉強になったことがたくさんありました。

まず、以下の条件で賃貸サイトからざっくりと目星をつけました。
・通っているスポーツジムの最寄り前後ひと駅の範囲
・独身寮の設備レベルと広さを最低ラインとすること
・駅から徒歩15分以内
・築15年以内

人気の沿線だったため、早々いいところは見つからないよなあと思いつつ、最初は敢えてワガママめにフィルタをかけて検索していました。
いいと思った物件はあらかじめ部屋探し用に確保しておいた時間ですぐに内見に行くことをルールとして、結果、お世話になった不動産業者は5社でした。

実際に足を運ぶことも疲れましたが、一番エネルギーを割いたのは不動産業者との駆け引きでした。
ネットでひっかかる不動産に多いのは総合仲介であり、どこの会社も
「うちはどの物件も紹介できるので、サイトで気になったお部屋は全部教えてください」
と言ってくれます。
実際に物件をいくつか見せると、
「ほとんど埋まっちゃってますね〜」
と、業者がおすすめする物件ばかり紹介されますが、あとあとサイトに掲載されている管理会社に問い合わせると空いていることが多かったです。
また、全ての業者が共通して進めてくる物件もあり、いわくでもあるのかな、近所に実家がある知人に相談したりしました。
後半はエリア内で条件に近い物件はほとんど吟味して目が肥えており、何を言っても響かないので不動産業者としてはやりづらかったと思います。

向こうも商売なので当然ですが、騙されず、自分の軸を貫くことが最も大節だと思いました。
また、不動産起点で紹介される物件は全部微妙だったので、自分が賃貸サイトで見つけた物件を紹介してくれるかどうかのみで業者は決めたほうがいいです。
呼び出しておいて
「実はあの物件紹介できないんですけど、こちらの方が、、」
と言われた時には終盤だったのもありだいぶ頭にきました。

最終的に決めた物件は、夜中に掲載されたことを確認したら翌朝には内見、その後部屋の周囲を2時間ほど歩き回り、再び担当の方に質問を投げに足を運びました。

普段ずぼらでこういった面倒ごとをほっぽりだしてしまう性質ですが、
これが最後の一人暮らし(であってほしい)だから、最後まで手を抜かずにやり遂げました。

充実した毎日を過ごせているので、自分の部屋探しや選択は間違っていなかったなと感じています。
本当に大事なのは「スピードと軸」

頻繁に引っ越しをしている人はこれを当たり前にやっているのか、と驚きます。

快適な新生活ですが、悩みのきっかけとなり、ここ最近までいろいろ思いを巡らしていました。
加えて、部屋作りへの挑戦も今後書き起こしたいと思います。




この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?