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マナーは生き残れるのか。。

みなさん、こんにちは。
今日のテーマはマナーとルールについて考えてみたいと思います。

先日、タイトルに惹かれて、購入してしまった本「ゆれるマナー」です。

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私たちは、日々様々なルールにのっとり生活していますね。
その生活の中にマナーが取り入れられているわけですが、マナーは個人差があるので、絶対というわけではありません。
例えば、私が幼いころは、ご飯の時にテレビは見るものではありませんでした。
ご近所さんとは、すれ違いざまに挨拶するのは当たり前。家を出る時には「行ってきまーす」「ただいまぁー」など、家の中でも当然ながら挨拶はありました。

ごあいさつ

最近、よくマナーって何?と子どもたちに聞くと、決まって「ルール」と答えが返ってきます。

いやいや、ルールは規則であって、マナーは礼儀作法のことです!
「礼儀作法」といわれた子どもはぽかぁーんとします。

なぞ?

そこで、例えばね、挨拶とかするでしょ?
ご飯を食べるときには・・・

いただきます。

などなど説明して、やっと理解してもらいます。

ルールは規則で、一番わかりやすいのは、「赤信号は止まれ」ですよね。
法や、条例などで定められたものや物事の秩序のことで、みんなが守らなければならないのが、ルールです。

規則

今の時代、みなさん忙しく生活し、何かに追われて暮らしているせいか、「ながら」(〇〇しながら)が当たり前になって、朝刊代わりに朝の情報番組で、耳から情報を得て、同時に朝ご飯を食べるとか、学校帰りに買い食いも、塾や習い事の合間に、小腹を満たすとか、私が幼いころには考えられないようなことが普通に世間では、粛々と行われているようです。
さらに、知らない人には挨拶をしないとか、(昨今の危険性を考えるとそうかもしれないですが、挨拶がないのは寂しい限りです。)子どもにタメ口で話しかけられるとか(嫌われていない証拠ということで・・)などは、マナーはどうした?
と思ったりするわけです。

このままでは、ルールさえあれば、生きていける(その通りですが)ということになって、マナーという考え方はなくなってしまうのだろうか。
何とも殺伐とした世の中になっていませんかねぇ。。


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