私の間違い探し

私の間違い探し
 
私の受験生の時の体験を書きます。多分少しは皆さんの役に立つと思います。
 
私が東京大学理科Ⅰ類の受験を決心したのは浪人して５月の頃でした。
決心してからは幾つかの壁はありましたが、それを何とか乗り越えて私の数学力は伸びていました。
 
ところが９月頃、数学力はついてきましたが点数が伸びなくなりました。
私はその原因を探るために、自分の答案を見てみました。
そしてあることに気がつきました。
ミスが多いことが原因でした。
 
私は更にそのミスの内容を調べるために、自分が持っている数学の答案を全て調べてみることにしました。
 
そしてわかったことがあります。
ミスの内容は易しいことがほとんどでした。
詳しくいうと、問題文の写し間違いとプラス、マイナスの間違いでミスの90％以上でした。
掛け算や割り算やそれ以上の難しい計算ではほとんど間違えていませんでした。
 
この結果から自分の行動は変化しました。
問題を解く前に、写し間違いがないか指差呼称をするようにしました。
その結果、次のテストからはミスはほとんどなくなりました。
 
皆さんも、自分のミスを客観的に把握して、その対策をされてはいかがでしょう。