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失恋から立ち直るまで

失恋した直後から、約2週間あまりの期間は大いに荒れていたのは覚えてる。

大切な人を失った悲しみと、それを逃がすための趣味に手が付かなくなった状態の僕は、感情をうまく消化できず、最終的には体調を崩して寝込んでしまうまでに追い詰められた。

しかし、頭のどこか、冷静な部分では、このままではいけないということを冷静に受け止めていた、のだと思う。

とりあえず、その冷静な部分にしたがって信頼できる友人数人に連絡を取ってみることにした。

普段から人と連絡を取る習慣が無かったため、連絡を取れる人が少なかったが、それでも数人はいたことはとても幸運だった。

久々に会った友人は、僕の荒れ狂う感情から吐き出される言葉をしっかり受け止めてくれた。

それだけで、僕の心はとても軽くなった。
話を聞いてもらうだけで、こんなにも心が軽くなるとは思わなかった。

彼等には感謝してもしきれない。


そして、少し心が落ち着いてきた僕は、新しい趣味を開拓し始めた。

これまで僕の心を守ってきた殻から、強制的に引きずり出された僕は、新しい拠り所ともいえる場所を求めていたのだと思う。

なんというか、感覚的には一度「自分」という存在がリセットされて、新しい世界が開けたような、そんな感覚だった。

仕事が終わった後、ゲームに費やしていた時間が丸々ごっそり空いてしまったので、この時間でできる趣味を色々模索した。

そして現在、なんとなく自分に合っているなと感じているのは、仕事終わりの後のジョギング、音楽鑑賞、そしてnoteだ。

休みの日には、これまで見向きもしなかったファッションの研究やヘアスタイルのチェックもするようになった。

以前までのゲーム漬けの日々から見れば、実に健康的で健全だと自分でも思う 笑


これが成長というのだろうか?

だとすれば、この失恋も意味のあるものだったのかもしれない。

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