須坂市地域おこし協力隊「フリーミッション型」×「信州須坂モデル」×「感性」×「社会力」
須坂市地域おこし協力隊のーすです。
突然ですが、僕は
須坂市地域おこし協力隊=「フリーミッション型」×「信州須坂モデル」×「感性」×「社会力」
と考えています。そしてそれが出来る人がより地域では活躍するのではないかと考えます。それは3年後の「起業」だけでなく3年間で人として大きく成長させてくれる仕組みだから。
須坂市で採用しているフリーミッションについて触れながら、少しお話をしてみたいと思います。
信州須坂モデル
フリーミッション型の特徴は他のサイトにたくさん書かれているので、こちらを確認してください。
コチラのサイトがすごくわかりやすくまとめてました!
須坂市は「信州須坂モデル」というOB・OGが新しく採用された協力隊をサポート(伴走)しつつ現役隊員が地域に馴染んでいく・・・というこの仕組み。
僕は2期生として入隊しましたが、1期生及びOBのおかげで地域に馴染める活動が初期段階からできました。
そのカラクリはこう。
1年目:OB及び先輩の活動に「同行」して人脈を作る地域に馴染むことをメインに活動
2年目:地域に馴染みながら起業に向けた自主活動中心の活動及び1年目後輩協力隊の人脈作りにも伴走 ←イマココ!
3年目:翌年の卒業を踏まえて「起業準備」を進める
という仕組みで、先輩からしたらメリットなくない?と感じる人もいますが違います。
先輩からするとここで後輩達の素質を見抜き自分のやりたい活動に「力」をもらうことが出来るのです。
例えばデザインの得意な後輩が入ってきたとする。
そんな後輩に自分の活動でのSNS広告の悩みを打ち明け改善の方向を探ってみたり、その力を借りることが出来るのだ。
これはすごいメリットだと思う。
もちろん、先輩の力も借りるのも1つかもしれないが
起業準備(3年目)に入った先輩の力を借りるのはそれなりの覚悟と動機が必要なのでwそれは出来ないと考えておく。
詳しく知りたい方はコチラ
実は2年目が1番メリットが大きい説
8月1日より後輩が着任しました(いわゆる3年目)まあ、そもそも協力隊はそれぞれが独立した個人商店なので厳密には「後輩」ではありませんが、「協議会メンバー」としては後輩にあたるわけで。
今回採用された2人と私、および他現役隊員とでまず絶対的に違うのは「年下」であり「女性」であること。
現役協議会メンバーは全員男性wこの2人の「感性」を分けてもらうだけでも有料級の価値だと思うし、もちろん年上でも男性でも、ジェンダーを越えてその社会経験などから我々が学べるのは大きなメリットだと思う。
つまり「他人から学べる」というのは人の経験を分けてもらうこと。そう考え、その機会を大切にすることが出来るのではないでしょうか。
僕はOBOG・先輩・後輩というすべての世代に挟まれた2年目こそがメリットを享受できる「協力隊の最強の時間」と考えたのです。
孤独を感じた1年目
悪い意味でなく、孤独を感じました。それは先輩が面倒を、、、とかそういうのではなく「ロールモデルが居ない」ということに関してです。
いつも誰かと仕事を進めているんだけど感じる孤独感。
自分が何をしたくて、どんな志をもって、この地でどうなっていくのか。
地域に必要だった「0」を「1」にする活動をしていく。
それって全て自分で解決していくしかないんです。
これに関しては「もっと周りに頼れ!」とかではなく、頼っても最後に決めるのは「自分」だから。
なんなら「誰に相談するか」も自分の選択なんですwww
そこで得た答えでどんな回答を導き出すか。
答えなんてない仕事だからこそ。迷うし悩むんです。
そこで「先輩」が少しでもこの「孤独」を解決する手助けになることがこの仕組みの一番大切な部分ではないかと思うのです。
それには自分もこの孤独を乗り越え強くならねば。
社会力のある大人になりたいと願う僕
「社会力」を身に着ける。
社会力ってなんやねん。
それは生きていく力というべきかもしれない。
起業だ、ベンチャー企業だ、独立だ!も良い。それも地域には必要。
でも。それ以上に地域に僕らは1人の人間として地域で成長しなければいけないのです。
先述した孤独を乗り越えた隊員が定住することで「カッコいい大人たちが沢山いる地域」を作る。それこそが最大の地方活性化で地域おこし協力隊のあるべき姿なのかも・・・私は最近、そう考えています。
須坂市地域おこし協力隊=「フリーミッション型」×「信州須坂モデル」×「感性」×「社会力」=カッコいいダンディーな大人の男になる
です(笑)
最後はオチみたいになりましたがそうではありませんよ。
少しでも私の考えに納得したり、賛同してもらえると嬉しいです。
のーす