珈琲店で紅茶を頼む
雨だ。
今日は雨が映えるカフェに行って写真を撮ろう。カフェで本も読めたらいいな。
そう思って前日の夜から楽しみに計画を立ていた。
しかし外へ出ると思ったより雨が強いし寒い。急遽近場のカフェに行くことにした。
そのカフェは前にも行ったことがあって、私のお気に入りだ。飲み物と食べ物が美味しいし、古民家を改装している雰囲気も好きなのだ。
木造の家の雰囲気を残しながら、
オレンジ色の優しい光が店内を照らしている。人が歩くたびに木材がしなる音もまたいい。
私が頼んだ紅茶が運ばれてきた。ふわっといい香りがする。スッキリとした香りだ。口に運ぶとより強い紅茶の香りが鼻の中をスッと通る。私は割と強い香りがする紅茶が好きなのだ。
私はコーヒーを飲まずいつも紅茶を頼む。
世の中にはコーヒー好きが開いた、コーヒーを売りにしているカフェがたくさんある。今日行ったカフェもコーヒーの種類が多く、それぞれこだわっているらしい。
そういうところで紅茶を飲むのは申し訳ない気持ちになるが、コーヒーが美味しいと言われている店の紅茶は大抵美味しいからついつい通ってしまう。コーヒーを売りにしているカフェに紅茶を飲みに通う人はなかなかいないだろうか。
紅茶を売りにしているカフェにあれば是非とも通いたいのだが、この世の中にはあまり存在しないような気がする。
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