ゆう

小さな幸せや思ったことの記録。 写真と文章で綴ります。 Kamakura Japan

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    私が気に入ったクリエーターさんのnoteを集めています。

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気温19度

「19度だ!散歩に行こう。」 薄手のカーディガンを羽織り、急いで靴を履いた。早く散歩に行きたい。 快適な温度、気温19度になると私はワクワクする。私には気温19度の思い出があるのだ。 「ねえ、心地よい温度だね。今何度だと思う。」 太陽が落ちて完全に暗くなった河原を私たちは歩いている。河原の涼しい風が心地よい。気持ち良い風は、生え始めたばかりの草の香りを運んでくる。夏はもうすぐそこなのかもしれない。 「16度!結構当たってる自信ある。」 彼は答えた。 「16度はこれよ

    • 祖母の人生

      私は小遣い帳をつける癖がある。 携帯の小遣い帳アプリに数字を入力するだけで計算されるからとても簡単。 一昨日は認知症のおばあちゃんにお土産買ったから、3000円の交際費として記録する。初めて自分で買ったものを祖母にプレゼントした。 3000円なんて、祖母が私にしてくれたことと比べたらとっても安いお土産だ。恩返しがほとんどできなかったな。 祖母が元気なうちに、もっと会えば良かったとも思う。 私の母から、祖母は攻撃的だから会わない方がいいと言われ、ずっと会わなかった。そう

      • 強いけど優しい 暗いけど明るい 何かが迫ってくる感じ

        • 鳩のカップル

          すごく仲が良い鳩のカップルがいた。 ずっと2羽で戯れ合っていたから思わず立ち止まってしまった。普段まじまじと鳥を見ないから気づいてないだけかもしれないけど、こんなに仲が良い鳥を見たのは初めてだった。 私が見ていたら二羽が「何見てるの?」みたいな顔で見てきてかわいい。 行動が人間と似ていて面白いな。 愛するパートナーとはしっかり愛し合うし、見られていることにもちゃんと気づくんだ。 私たちが知らないだけで動物は 意外と感情もあるし人間と似ているみたい。 身の回りの動物と

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        記事

          この海と空を見ただけで 嫌なことなんて忘れてしまう。

          この海と空を見ただけで 嫌なことなんて忘れてしまう。

          日が暮れた後はやっぱり良いな。 空の色が刻一刻と変化していく様子を見るだけで心が潤う。

          日が暮れた後はやっぱり良いな。 空の色が刻一刻と変化していく様子を見るだけで心が潤う。

          日陰から 入道雲を眺めた猛暑日

          日陰から 入道雲を眺めた猛暑日

          日が暮れてから 涼しい海沿いを歩くのが好き。 夜の薄暗さと人工的な光が作り出す世界に見惚れる。なんて美しい世界なんだ。

          日が暮れてから 涼しい海沿いを歩くのが好き。 夜の薄暗さと人工的な光が作り出す世界に見惚れる。なんて美しい世界なんだ。

          心の余裕

          最近は本当に暑い。何しても暑い。 私は散歩が好きだけど、この暑さの中散歩したいとは思えない。 1.2ヶ月前までは散歩にちょうど良い温度だったのに。途中で立ち止まってゆっくり写真を撮っていたな。 桜の葉が作った日陰で涼みながら、 葉が大きくなるのはあっという間だなとか、 葉の影が綺麗だなと思いながら写真を撮ってたのが懐かしい。 今は日陰でも暑いから、周りをゆっくり見る余裕がない。外にいる時間を極力減らすことに全力だ。 最近は、夕方に海へ行って涼むことくらいしかしていない

          心の余裕

          違いがあるからこそ

          私とパートナーの大きな違い、 それは気温の感じ方。 私は寒がりで 彼は暑がり。 私が少し寒い時は 彼にとってちょうど良い温度で、 彼が少し暑い時は 私がちょうど良いと感じる。 真夏に電車に乗る時は 必ずカーディガンを持ち歩き ホーム階ではまず弱冷房車を探す。 一方彼は 弱冷房車だけは避ける。 普通車も暑いときがあるらしく、ダラダラ汗を流している。 お互いに感じ方が違いすぎて、将来一緒の家で暮らせるのか不安である。「寝る部屋は絶対に別々だね」と笑いながらよく話す。

          違いがあるからこそ

          何も考えなくて良い日

          何も考えなくて良い日

          梅雨明けらしくない日

          今日から梅雨が明けたらしい。 テレビやネットなどで一斉にそう報道している。 改めてメディアの情報ってすごいなって思う。 同じ情報を多くの人々に伝える力。 でも、なぜ梅雨明けという曖昧なものの日にちを決めて国民に共有する必要があるんだろうか。 テレビで梅雨が明けましたと言っても梅雨らしい日が続くこともあるし、梅雨明け初日の今日も梅雨らしい曇った天気だ。家の中にいれば冷房が必要ないくらい風が涼しい。 梅雨明けなんて些細なことだけれど、世の中には決める必要がないものも「こう

          梅雨明けらしくない日

          「涼」を楽しむ

          私の夏の楽しみの一つ、 それは冷房のよく効いた文具屋さんで 可愛い夏グッズを眺めること。 店内には、 夏を象徴する絵葉書や便箋がたくさん並んでいる。 私が今日特に気に入ったものは、ピンクや紫の朝顔が描かれた淡い水色が基調の絵葉書だ。 その葉書の朝顔や青空からは夏を感じられつつ、どこか涼しげな雰囲気もある。 太陽が昇る前のまだ涼しい風が吹いている中、朝顔を見ている自分を想像した。夏の中の涼しい時間ってとても貴重。 夏の中の涼しさも夏の醍醐味だと思う。 涼しいお店で夏商

          「涼」を楽しむ

          春は桜の道になり、 夏は葉のアーチとなる。 それぞれの季節ごとに私たちを楽しませてくれる段葛。

          春は桜の道になり、 夏は葉のアーチとなる。 それぞれの季節ごとに私たちを楽しませてくれる段葛。

          今年初めてのセミ。 地中で4.5年くらい眠っていたセミはこの夏をずっと待ちわびていたんだろう。この喜びはセミにしかわからない。 地中4年目のセミは、今年出るか次にするか今頃迷ってるのかな? それとも迷わずとも体が勝手に動くのか。

          今年初めてのセミ。 地中で4.5年くらい眠っていたセミはこの夏をずっと待ちわびていたんだろう。この喜びはセミにしかわからない。 地中4年目のセミは、今年出るか次にするか今頃迷ってるのかな? それとも迷わずとも体が勝手に動くのか。

          見慣れた景色ほど 写真に残したくなる時がある。

          見慣れた景色ほど 写真に残したくなる時がある。