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効率化を目指さないことで見えてくること

かつての私は、効率的に物事をこなすと早くタスクが完了できて、達成したいことが早く実現できるのではないかと思っていました。

でも、効率に意識を向けすぎるからこそ、視野が狭くなったり、心が窮屈になったりすることもあるのではないかと感じるようになったのです。

効率を目指さないことによって、見えてくるものや学ぶこともたくさんあるように思います。

新しい発想やアイデアが生まれる

新しい発想やアイデアは、リラックスしている時やボーッとしている時にふっと思いつくことが多いですよね。

タイトな時間の中で、常に効率的に動いているとそのタスクを早く終わらせることに意識が取られ、なかなか新しい発想やアイデアを生み出すことは難しいでしょう。

だからこそ、なんでもかんでも詰め込んで効率化を目指すのは避けたい。

「今」を楽しむことができる

効率的にこなすことが最優先になってしまうと、常に頭の中は未来に意識が向いていることになります。

「今」に向き合い、「今」を大事にすることで、今感じていること、今考えていることに向き合うことができるようになるのです。

「今」に没頭することで得られる満たされた気持ちや楽しいと思う気持ちを大切にしたい。

効率を一旦手放して今を味わい尽くすことができると、今の思考と感情を認識しやすくなると感じます。


得たことや今の環境に目を向けられる

時間がない、お金がないなどの「ない」状態から何かを生み出すことは簡単ではありませんよね。

ない状態の時は、できていないことや持っていないものに意識が向いてしまうもの。

でも、少し肩の力を抜いて、頑張りすぎなくてもいい、少しくらいできない日があってもいいと自分を許すことでゆとりが生まれます。

ないことに向いていた意識が今持っているもの得たものにシフトすることができるのです。


今持っているもの、得たものに意識が向くことで感謝の気持ちが芽生え、好循環していくのでしょう。


効率を考えるということは、自分の限界に近づくということ。

限界に近づくと達成できた物事は増えるかもしれませんが、心や身体は疲弊していきます。

心や身体の疲弊は、蓄積すれば必ず悲鳴をあげます。

案外最短ルートは、効率を目指すのではなく、心や身体の声に耳を傾けることなのかもしれません。

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