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雑念をとどめずに流していく習慣を身に付ける

生きていれば楽しいこともあれば、苦しいこともあるのはごく自然なこと。

色々な人と関わったり、色々な出来事を経験したり、色々な情報に触れたりすると、プラスなことにもネガティブなことにも直面しますよね。

でも同時にネガティブなことは頭の中を占めやすく視野を狭めてしまうものだとも感じます。

モヤモヤ、怒り、悲しみ、不安、嫉妬、執着、葛藤、頭の中を占拠してしまいがちな感情は自分の中にとどめずに流していきたいと思うのです。

ネガティブな感情がとどまってしまうと、どんどん蓄積されて疲れも溜まってしまいます。

私は、職場で不満や愚痴を聞くことが多いポジションにいます。

でも、不満や愚痴を言ったところで状況は変わらないし、人も変えられない。

そして同時に、不満や愚痴を言う人に「不満や愚痴を言わないで」と言っても変えられないんですよね。

最近読んだ雑誌にこんな言葉がありました。

「悟無好悪」(さとればこうおなし)
悟ってしまえば好き嫌いはなくなるという言葉。
KIITOS.

色んな人がいて、色んな考え方があって、それを受け入れる。

良い悪いを判断せずに、「この人はこう思うんだな」と流していく。

「この人にこうなってほしい」と思う気持ちや、「この人はおかしい、間違ってる」と思う気持ちから、思い通りにならない苛立ちや、他人の言動に振り回されることに繋がるのだと感じるのです。

一時期、職場の愚痴を聞くことに疲れてしまっている自分がいました。

愚痴を言う人の言い分はもちろん理解できることもあり、誰かに言いたい気持ちもよく分かったのですが、自分ではどうしようもないことをくる日もくる日も繰り返されることに嫌気がさしていたのです。

私の中に愚痴や不満の言葉が少しずつ蓄積され、疲れてきていたのだと思います。

どこかで愚痴や不満を私が解決してあげなければいけないという思いも感じていました。

私ができることをして解決しようも思っても、愚痴や不満は次から次へと出てきてしまう。

どうにかしようと思うのではなく、少し離れた目線で客観的に捉えるだけで、私自身は楽になりました。

人それぞれ思うことは自由。

それぞれの人生があり、生き方があります。

1つのものに心をとどめずに、縛られず、執着せず、雑念を流していく習慣を身につけたいと思うのでした。

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