登りたい山を見つけたら、登った人に聞いてみる。
昨日、笠原なつみさんにお話を聞く機会を作っていただきました。
笠原さんは、料理家で、今年本を出版することが決定しています。
「はじめての出版」にあたって体験談をお話してくださるという募集が、7月は満席とありましたが、再募集されているのを見つけて、即申し込みました。
登りたい山を見つけたら、登った人に聞いてみる。
これは、わたしがこれまで心がけてきたことです。
身近にいない時こそ、SNSが本当にありがたすぎる。
笠原さんのお話を聞く中で、感じたこと、考えたことをまとめておきたいと思います。
自分を表す言葉が、世界観を創る
笠原さん自身が、1番苦労したという「自分を表す言葉探し」。
同じ職業、同じ肩書きでも同じ人はいない。でも、それには、どういう人なのかをポジショニングする言葉が必要です。
わたし自身も、発信活動をするようになってから、自分を深掘りする作業は何度もしてきたつもりですが、一言で表すパリッとした言葉にはまだ出会えていません。
そのことを思い切って、相談してみました。
「答えはnoteの中にあるのではないですか。」
そう言っていただき、やるべきことが見えたと同時に、これまでnoteを書き続けたことは無駄じゃないんだなと肯定してもらえたようでした。
言葉が見つかると、それが自分の世界観となり、軸がブレなくなるというお話は、とても印象的でした。
「自分のこうしたい」を、とことん言葉化
笠原さんのお話を伺っていると、こういうビジョンを描いていて、そのためにこういう本を作りたいという強い信念を感じました。
売れるセオリーは確かにあると言いますが、数字だけに捉われない強さがかっこいいなと。
「たくさんの出会いの中で、新しい刺激や発見があるので、それに身を委ねて流されていきながらも、譲れないことは譲らない」という言葉に自分に向き合い、たくさん考えてきたからこその重みを感じました。
最後はやっぱり、「ご縁」
笠原さんが出版ゼミの中で教わったことが、「編集者は、結婚相手」ということ。
編集者さんとは、すり合わせながら二人三脚で進めていかなければいけないからこそ、結婚相手のような存在がベストなのだとか。
同じ人が出す本でも、編集者が10人いれば10冊全て違う本になるという話が、本づくりの奥深さを実感しました。
そして、編集者も結婚相手同様、ご縁が大切だというのは、納得です。
聞きたいことがたくさんありましたが、ひとつひとつ丁寧に答えてくださり、わたしの悩みにも真摯に考えてくださり、もう感謝しかありません。
出版前のお忙しいときに、貴重なお話を聞かせてくださって、本当にありがとうございました。
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