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【読書記録】キッチンで読むビジネスのはなし 11人の社長に聞いた仕事とお金のこと
最近のマイブームといえば、YouTubeでうんともすんとも日和の短編ドキュメンタリーを見たり、経営者のインタビューを読むこと。
今の成功されている姿だけを見ると、「すごい人なんだろうな」とか「仕事ができる人なんだろうな」とどこか私とは住む世界が違う人と捉えてしまいがち。
でも、悩みや葛藤を抱えながらもどうやって考えて決断しながら今に至るのか、一歩ずつ踏み出されてきた経緯を聞くと刺激がもらえたり、勇気がもらえるのです。
そんな中、目に留まったのが一田さん著書の「キッチンで読むビジネスのはなし 11人の社長に聞いた仕事とお金のこと」でした。
どの方のお話もそれぞれの揺るがない信念のもとお仕事をされていて、取り入れたいことがたくさん。私のノートは、本の中に出てくる琴線に触れた文章でいっぱいになりました。
最近の記事でも、引用させてもらっています。
また、悩んだときに思い返せるように「キッチンで読むビジネスのはなし」の読書記録をまとめておきたいと思います。
去年の焼き増しでは去年を超えられない
振り返って反省し、分析し、次にどう活かすのかを判断してプランニングをするのが一般的。
私が勤める会社でも例外なくそう教わってきました。
・いくら売れた?
・どういうものが売れた?
・どういうものが売れなかった?
そこから今年はどうしていくのかを決めていく。
でも、これでは去年の焼き増しに過ぎず、去年を超えることはできないと言います。
反省点を次に活かすということは、半分正解が分かっている状態。
去年の焼き増しではなく、新しい発想や自分の仮説を元に考えたものを試すというのは答えがどう出るか未知なので怖いけれど、自分の判断が正しいか正しくないかを知る機会になるのだと思います。
去年を超えるためには分からないけれど、やってみる。不安だけれど選ぶこと。
これがどんなことにおいても大事なのだと感じます。
大事なことは、自分の足を使ったリサーチと頭を使ったイメージ
リサーチというと本やネットで探すというイメージがありますが、自分の足で歩いているうちにみんなが気付いていないのに、自分だけが気付いているということが見えてくるのだと言います。
体を使った情報は、自分だけの情報。
自分だけの情報を使って、頭でイメージしてみる。
仕事でも子育てでも、これがいいんじゃないかという誰かの結論で動くのではなく、自分の目で観察して見えてきた世の中の流れや子どもの成長を頭で考えて行動に移していくことが大事なのだと気付きがありました。
答えは、人それぞれ。人生は十人十色。
やらされてる感ではなく、自分のものさしで色んな物事を選び取っていきたいと強く誓った一冊となりました。
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