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眠りと自律神経お悩み改善法②なぜ人は眠れなくなるのか?/薬のこと




私が睡眠障害(不眠症)で悩んだ期間は数年に及びます。
睡眠障害(不眠症)がひどかった時にはお薬の力も借りていました。

元々は薬は絶対に飲みたくないと思っていました。

はじめに処方された時も頑なに飲んでいない時期もありました。

そして処方された時もとてもショックでした。

睡眠の薬=怖いも
と思っていたからです。

その後、あまりにも眠れず意識状態がおかしくなってしまったこともあり薬の力を借りることを決めて飲みますが

それでもなかなか改善せず睡眠の質がいつも
悪く辛い状態でした。


今では薬を飲まなくても朝までぐっすり眠ることができています。


睡眠障害(不眠症)や薬について書きました。




睡眠障害(不眠症)とは



・入眠障害:夜になって寝ようとしても,いつまでも寝付くことができない状態
・中途覚醒:寝付くことができても,夜中に目が覚めてしまい、再び入眠できない状態
・早朝覚醒:寝付くことができても,朝早く目が覚めてしまい,再び入眠できない状態
・熟眠障害:睡眠時間はとれているはずだが,深く寝た気がしない状態


など睡眠に支障が出ている状態に合わせて薬を処方されます。

簡単に書くと
寝つきがよくなる薬、眠りが深くなる薬、長く眠る薬etc…

作用についても、短く効く、長く効くなど薬によって違ってきます。
これらを症状に合わせて医師は薬を処方してくださいます。


私は眠れなくなってしまったときに睡眠に関する薬を服用することがとても怖くて、服薬するという選択をするまでかなりの時間を要しました。
その間に、何日も全く眠れない。ということで心身ともに限界を超えて様々な症状が悪化してしまいました。

この時のことを一言で表すと

地獄。

自分の部屋にいることも怖くなり、トイレの隅で小さくなりただただ時間が過ぎるのを耐える、ということもありました。
毎晩が果てしなく長く感じました。


はじめにも記載しましたが私が経験した睡眠障害(不眠症)の症状です。

  • 薬を飲んでも寝られない

  • やっと寝られたと思っても1時間おきに目が覚める。

  • 夜中に強烈な動悸や吐き気で目が覚める。

  • 寝れていないため毎日、朝になっても泥のように

  • 体が重く頭が働かない

  • 大量の寝汗をかいて何度も着替えをする

  • 一番症状が重いときには何日も全く寝られない

  • 夜寝れてなくて昼寝しようと思っても昼も眠ることができない

  • 悪夢を毎日見る

  • 横になっても象が上に乗ってるかと思うくらいに上から押さえつけられている感覚

  • 首肩周りがずっと縛られているような感覚

  • 横になっていても下や横から引っ張られている感覚

  • 言い表せない恐怖心で、平常心を保てずすべての物音が怖く耳栓をしてただひたすら時間が経つことに耐える(寝れないからといって、テレビやラジオ、本やネットも見られる状態ではない)

  • 寝ることが恐怖になり布団に入るとパニックになる

  • そんな毎日の繰り返しで夜になるのも朝になるのも怖い


など書いていてもよくこんな日々を乗り越えられたな、と思います。

そんな日々を乗り越えて今は

  • 布団に入ると気持ちも緩み、幸せという感覚

  • 一生戻ってこないと思っていたうとうとした感覚

  • 夜中一度も起きずに朝までぐっすり眠れる感覚

が戻ってきました。最後に眠剤を飲んだのは思い出せないくらいです。


眠れない状態とはどのような状態なのか?


眠れない状態というのは何が起きているのか簡単に言うと

長期的なストレスにより

◯ホルモンがうまく作れていない
◯エネルギーが作れていない
◯交感神経が常に優位状態で自律神経が大きく乱れている
◯筋肉が過緊張を起こして体全体の回りが悪くなっている


そして、そのことで

眠る力がなくなっている状態なのです。

眠ることは思っている以上にエネルギーが必要です。

睡眠障害(不眠症)はそのエネルギーすらもなくなっている状態なのです。


そんな状態で眠ることができなくなると心身の修復ができない。

ホルモンが作られない状態になってしまう

→いつまでたっても不眠状態から抜け出せない。
という悪循環を辿ってしまいます。


まだ睡眠障害(不眠症)まではいかず、
たまに眠れない、眠りが浅い、寝ても寝ても疲れが取れないなどの場合は

体からエネルギーが足りていない!
疲れが溜まりすぎている!
体や心を労って!

のサインが出ていると思ってください。
その段階から色々なケアを始めると改善も早いです。睡眠障害(不眠症)に陥ってからだと改善にも時間は掛かってしまいます。

今後、私がどのような薬を飲んでいたのか
どのようにして薬を手放して
ぐっすり眠れるようになったのか、
も今後記載していこうと思います。

薬は必要な時には力を貸してもらうこと、
医療に力を貸りること

とても大切だと思っています。

しかし、問題なことは
医療、医者、薬に依存してしまうこと。


医者が治してくれるんだ!
治すための薬を出してくれ!

私も元々は

体調不良は医者が治してくれる。
薬が治してくれる。

そういった思考でした。

なので、

病院に行っても薬を飲んでも
いつまでも治らないとなったときには

とっても医者を憎みました。

なんで治してくれないんだーー
と思っていました。

いやいや、

自分の体のサインを無視して体を壊して
しまったのは

誰でもない自分の責任。

自分の体のことなのに
体のことについて知ろうとも
わかろうとも労わろうともしていませんでした。


そんな状態で自分の不調が治らないことを
医者のせいにしていた自分は
今となっては大反省です。


医療に依存してしまうと
症状が悪化した場合
たとえば、薬を飲んでも眠れないとなると

薬を増やす

しか方法がないので、気づけば
手のひら山盛りの睡眠薬を飲まないと
眠れない、ということにもなってしまいます。

そうなると自分で作れるはずの
睡眠ホルモンなど
ホルモン力がどんどんなくなってしまいます。

ホルモン力を付けるためには
どうしたら良いのか?

まずとても大切なのは
土台。

土台を飛ばしてアイテムや方法を実践しても
なかなか難しいと思います。

まずは睡眠の土台の話や睡眠障害を乗り越えた方法、眠りの質を高める方法など記載しています




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