賃貸の天井にグレアレスなスポットライトを設置する
動機
これまでは、ベースの照明としてSwitchBotのシーリングライトを使っていました。色温度、シーン設定ができて、alexa対応なので便利に運用できていました。
先日、デュアルモニターの配置を縦にしました。かなり使いやすく、目・首の負担やweb会議での手間を減らせました。
が、角度的にシーリングライトが映り込んでしまうのです。せっかくデスクを自由に配置できるようにしているのに、デスクの位置によって照明が映り込んでしまうのは残念です。
間接照明にすれば映り込んでも気にならないのではないかと、アートワークスタジオのGlowに替えてみました。が、映り込んでも気にならない明るさまで落とすと、作業するには暗くなってしまいます。暗いと眠くなり、作業効率が一気に落ちました。
そこで、可動式のダクトレールにGlowを設置してみました。デスク位置の反対になるように照明も動かすようにしたのです。これで、映り込みはなくなりました。明るさも十分に取れます。が、手間が増えてしまいました。デスクとセットで照明も動かすことが必要になりました。
また、Glowはalexaに対応していないので、赤外線リモコンをIRブラスターに記憶させています。ただしシーンを保存できないので、間接/直接の切り替え、色温度、明るさの調整が手間でした。
まとめると、問題は3つです。
どのデスク位置でも照明の映り込みをなくしたい。
色温度、シーン設定で状況に合わせて明かりを切り替えたい。
alexa対応で他の家電と一緒に一括操作したい。
前提
DIYのスキルはない。既製品を組み合わせて、どうにかインテリアを整えたい。
賃貸なので工事は避けたい。
縦のデュアルモニターの利便性は維持したい。
デスクを自由に配置できる利便性は維持したい。
構想
どんな照明が良いのだろうと考えていると、ジュータクギャングさんの動画に出会いました。
照明は壁を照らすもの
作業する目線の先が明るければ、暗いと感じない
デスクの配置は5パターンなので、それらの目線の先を明るくしておけば良さそうです。あとは、映り込みが避けられれば問題解消です。
壁を照らす照明の映り込みを避けるには、グレアレスなスポットライトであれば大丈夫そうです。他の部屋でスポットライトを使っているのですが、alexa対応で安価なものを試しに使いはじめたので、グレアレスではありませんでした。使用感から考えて、これと同じ製品では映り込むのは明らかでした。
色温度、シーン設定ができて、alexa対応のグレアレスなスポットライトを探していると、クリエイティブの裏側さんの動画に出会いました。
遠藤照明のsyncaシリーズなら、機能面は十分そうです。調べてみるとグレアレスなスポットライトも扱っていました。
せっかくなのでechoも目立たない位置に移設したいところです。知人がechoをダクトレールに吊っているという話を聞き、調べてみると良い記事がありました。
仕上がり
というわけで仕上がりです。
デスクを、どの位置に配置しても、照明の写り込みがなくなりました。作業時の明るさも十分で、時間帯ごとの自然光に近い色温度に自動調節できるようになりました。
ただ、遠藤照明の照明器具をalexaに対応させるにはゲートウェイと呼ばれる壁に埋め込むパネルと併用する必要がありました。
賃貸なので、埋め込む電気工事はできません。ゲートウェイにコンセントから給電できるように配線を組み立てる必要がありました。
いろいろ調べた結果、はんだ付けのスキルがなくても、コネクタでケーブルをつなぐことができました。
はじめての電子工作的な作業でしたが、無事につながりました。これで他の家電と併せて照明もalexaで一括操作できるようになりました。
使ったもの
照明まわり
ダクトレール
スポットライト
alexaまわり
echo pop
echo pop用ケース
ダクトレール用吊りフックで↑のケースを吊っています
ダクトレール用コンセント
ゲートウェイパネルまわり
ゲートウェイパネル
VVFケーブル
コネクタ
VCTFKケーブル
コンセントプラグ
ストリッパー
デスクまわりのやりくりをマガジンにまとめています。何かの参考になれば幸いです。
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