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この度翻訳したスヴォーロフの書簡(1775)の一部抜粋

 この報告書(原文訳部分は4ページ)を翻訳するのに際し、最も困難であったことは当時の背景を考慮しつつ口語体を読解したこともありますが、部分部分の単語を精査することがとても難しい作業でした。一例としては、

“генера́л-анше́ф”(=General Anshefa)

は訳者が考察するに、

“général en chef”

というフランス語の発音に起因する単語と考えたとき、これを日本語ないしは他言語に訳することは本当に困難でした。そのように、言葉の意味や役割を考察する作業が多かったというのが最も時間のかかった要因でした。
 価格については一応100円と設定させていただきました。また気が付いたことがあれば改訂・注釈を加えていきたいと思います。

 マイナーな分野の翻訳ではありますが、必要ないしはご興味がある方の参考になれば心より嬉しく思います。


令和3年6月29日
訳者 有馬貴臣

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