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Monthly Giants(8月編)

こんにちは、すずです。

Weeklyの増刊として月に一回のMonthly記事を書きます。

Weeklyと同じようにチームの全体成績、個人成績を投手と野手、戦評と印象に残った試合のプレイバックをしていきます。

チーム成績

勝敗:14勝10敗1分

貯金:+4

順位:1位(1位)

月間成績は貯金を4つ作り順位は変わらず1位。2位以下とのゲーム差をさらに開き早くもいくつかのチームで自力優勝の可能性が消滅しています。

投手個人成績

8月に登板した投手は21人。投球回の多い順に並べていきます。

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最もイニングを稼いだのはエース菅野。防御率1.50で4戦4勝も多くの数字は先月以下か同様。いかにレベルの高い投球を続けているかがわかります。また、30イニング投げて四死球3も異常な数字。

イニング2位の田口は怪我から復帰し5先発も防御率6.11と精彩を欠きました。それでも長く投げて先発ローテの役割は最低限守っています。

先発陣では戸郷が防御率0.37、4戦4勝、奪三振率11.84と菅野を上回る数字でした。

また、中旬からは直江がデビューしローテ入り。まだ2試合で勝敗は付いていませんが、WHIP1.04と安定した数字を残しています。

次は中継ぎを見てみましょう。中継ぎが見やすいように登板数で並び替えます。

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大江、高梨がリリーフを引っ張りました。2人とも数字はめちゃくちゃいいんですが、7月が良すぎたので赤がいくつかあります。

大竹、中川は引き続きの安定感。現在は抹消されていますがビエイラもだいぶ日本の野球に順応してきました。

そして終盤にデラロサが復帰。制球少し不安定な場面もありましたが5登板で3Sを挙げています。

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続いてはWHIPで並び替え。

上位の中川、高梨、菅野、大江、大竹、戸郷、そして直江あたりが投手の中心なのが分かります。直江以外は被打率も2割以下です。

欲を言えば先発でもう1人ここに食い込んでくると優勝がグッと近づきます。直江がそこに入るのか、田口や9月の13連戦で復帰見込みのサンチェスやメルセデスなのか。

デラロサも本来はここに名前が挙がって欲しいところ。

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被打率純では菅野よりいい数字なだけに制球の安定感を取り戻して欲しいですね。

打者個人成績

次は打者を見ていきましょう。

リストは打席多い順。

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打席とかはわかりやすくて、≒出場機会の増減に比例します。

例えば大城と炭谷が少し出番が減って岸田が増えていたり、吉川尚が減って北村や若林が増えていたり。

打率と出塁率だと坂本と丸が月間成績でも復調してきたことでしょうか。先月が.667だったので赤になっていますが、8月ブレイクしたのは松原でしょう。一気にチーム5位の打席数を任され打率も.300を達成。

亀井とパーラが怪我で出場機会が激減し、松原、ウィーラー、重信、モタなどがチャンスを得ています。一方で石川と陽は僅か5-6打席で抹消。かなり厳しい数字です。

外野は松原とウィーラーで目処がたつも、セカンド問題は深刻に。

吉川尚の出番を減らし北村や若林を起用するもレギュラーを確実にするほどの数字ではありませんでした。ファームから吉川大が昇格するも、やはり打撃が課題に。

増田大が打撃でアピールも戦術的には代走の切り札で残しておきたいので悩ましいところですよね。

外野がもう1人決まればウィーラーはセカンドやファーストも守れるのでセカンド起用アリかなとは思っています。

パーラと亀井をライトで併用して、レフトに松原、セカンドにウィーラーか北村、ファーストに中島か北村。かなり攻撃的なオーダーが組めそうです。

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出塁率多い順に並び替えてみました。

中島、大城あたりは確かに四球が多いイメージがあります。

岡本はやっぱり数字伸びてきて欲しいですね。。。

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三振数と三振の率を見てみます。

明確に計算はしていないですが、以前各チームの主力を分析した際に三振は平均17-18%でした。巨人は平均20%と他球団に比べ高い数字。

亀井や炭谷のように10%を切るのはかなり珍しい数字です。石川と陽は打てないばかりか三振の率も高いとなると厳しいです。出番がチャンスで代打が多いので。

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四球率は打席数の多いところだと大城、坂本がいいですね。ファームで最高出塁率のタイトルを取ったこともある北村、吉川尚、炭谷と続きます。

炭谷は三振しなくて四球は平均より多い。打率は低いですが守備力も高いですし総合的に見ると計算しやすい選手なのが分かります。

中島は四球率でこの位置ということは、先ほど四球が多いイメージと言いましたが打率の高さが底上げの理由だったようです。

亀井やウィーラーは四球率が低く三振率も低い。つまりカウントが増える前に打っている比較的早打ちの打者ということですね。

三振率が高くて四球率の高いモタはカウントが増えてから勝負に出るタイプ。

8月の名場面プレイバック

8月の試合で印象に残った試合をまとめていきます。

8/4:菅野開幕6連勝&北村プロ初HR

甲子園での一戦。途中、菅野は梅野の打球を足に当てベンチ裏に下がるもこの回を投げ切り、その直後に野手が奮起し余裕を持って菅野は降板。エースの気迫と野手がなんとしても勝ちをという気持ちが感じられた試合でした。開幕6連勝を2度達成した投手は菅野が球団初。今季出場機会を増やしている北村がプロ初HRとオフの結婚を発表。めでたいニュースの多い1日でした。

8/6:投手増田大

0-11で惨敗のゲームも翌日の誌面は巨人ばかり。ただ写真は背番号0、野手登録の増田大が甲子園のマウンドで力投する姿。過密日程の一つの選択肢として、昨年からチーム内ではいくつかの野手が投球練習をしていたそう。この日の候補は増田大と岸田だったそうですが、万が一の際に捕手は使いきれないので岸田温存で増田大が登板。高校時代まで投手だった増田は球児の憧れの甲子園で3/2回を無失点の好投でマウンドを降りました。

8/13:ベテラン亀井が一振りでサヨナラ打

8月に入り足のコンディション不良で出場機会の減っている亀井。久々の出場はサヨナラのチャンスで代打。マクガフの初球高めのボール球を躊躇なく振り抜き試合を決めました。

8/19:鉄壁リリーフで完封リレー。昨年戦力外の田中豊プロ初勝利

開幕から菅野、戸郷と共にローテを守っていたメルセデスが左肘のコンディション不良で涙の降板。3回から大慌てでリリーフ陣をつぎ込む展開も12球団でダントツの安定感を誇るリリーフ陣が完封リレーで快勝。

昨年日本ハムを戦力外、トライアウトで巨人に育成入団の田中豊がプロ通算5年目で初勝利を挙げました。8/26にはリリーフを支えるトレード入団の高梨が移籍後初勝利とリリーフ陣の層の厚さ、開幕時にはいなかったメンバーの躍動が目立っています。

8/27:戸郷7勝目。月間成績はエース菅野を上回る

若きエース候補、プロ2年目20歳の戸郷がリーグ2位の7勝目。8月の月間成績は菅野を上回る数字を記録。課題のスタミナ不足から規定投球回は未達ですが、メルセデスが離脱し開幕からローテを守っているのは菅野と戸郷のただ2人。同じ2018年ドラフトで入団した直江や沼田も1軍に昇格し、次世代の巨人を引っ張る存在になれるか勝負の一年になりそうです。

9月の見所は?

①9/1からの13連戦など日程はさらに過酷に。各チームの投手起用や主力選手の成績が鍵になる。願わくはどのチームも怪我人がでないといいが恐らく開幕から出続けている選手のうち何人かは離脱の可能性も高いと思う。

②大学野球の秋リーグや社会人野球の都市対抗大会などドラフト前に評価がどう変わるか楽しみ。巨人は早々に「即戦力の外野手と投手。高卒は指名しない」と発表。各球団との情報戦も見ものです。

最後に

月間の成績をまとめるのはちょっと大変ですね。。。笑

月に一回なので頑張って更新しようと思います。

最後まで読んでいただきありがとうございます。

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