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父からの手紙 from 地球のどこか-29

6/24 オーレスンより
6/24(月) 7:00 起床 天気:曇り
朝食後コテージの周りを散策。
今まで気が着かなかったが、
コテージの東側にヨステダール氷河が見える。

すぐ傍を雪解け水が流れ、
フィヨルドが目の前に聳え立つ
絶景のど真ん中にあるコテージに泊まるチャンスは
めったにあるものではない。

9:45 コテージを出発し、
ひたすらオ―レスンを目指す。

ガイドブックに付いていた大まかな地図しかないため、
ナビがE39を案内しても
どの辺りを走っているのか殆どわからないまま
ナビ任せで運転。

するといきなり
道は行き止まりになりナビは
「フェリーにのって下さい」と案内。

引き返す事もできずそのまま乗船すると
クレジットカード処理端末をぶら下げたお兄さんが
近づいてきてウィンドウを下ろせと合図する。

ウィンドウを下ろすと
何やらノルウェー語で話しかけてきたが、
お母さんのほうを指差したので
「二人か?」と聞かれたのだと勝手に解釈し
「イエス」と答えてクレジットカードを渡すと
サッとスキャンしてチケットを渡して去っていった。

と同時にフェリーは桟橋をはなれ
対岸に向かっている。

お母さんはあまりのとっさの出来事に
まだ気が動転したままだ。

ここがどこなのかすら分かっていないの
でチケットを見るとAnda発Lote行きとある。

ノルウェー語でFromはFra、
Toは Til、1 Person(一人) が 1Vaksen、、、
多分そうだ。

ノルウェーでは
フェリーが道路の一部になっているのが実感できる。

オーレスンまで行くには
幾つかフィヨルドを横切らないと行けない。
結局フェリーにはあと2回乗船(合計3回)
のって15:00オーレスンに到着。

オーレスンではアクスラ山(山というより丘)
まで行きオーレスンの街
(アールヌーボー様式の家並みで有名)を
上から眺める。

オーレスンの街

街の散策を予定していたが
「今日は早くホテルにチェックインして
ネットしよう」ということになった。

16:12 ホテルにチェックイン。

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