【処方箋】腹黒い自分に気づいたら読んでください。
どうしてわかってくれないんだろう。
何で伝わらないんだろう。
どうしてあんなこというんだろう。
そういう、分かり合えないもどかしさや、モヤモヤとした気持ちで心がいっぱいになったら、ぜひ読んでほしい一冊。
ヨシタケシンスケさんのエッセイ本「思わず考えちゃう」だ。
もやもや鬱々しているときの自分って、めちゃくちゃ腹黒いことを考えてて、わたしって性格わる〜みたいな気持ちに陥ったりする。
だけどドロドロした気持ちを抱えているのって、自分だけじゃないんだなぁって、救われる一冊だ。
人間ってめんどくさいなって、人間関係で悩んだときの処方箋にもなるんじゃないかな。
特に後半部分は「よりめんどくさい感じになりますヨ」ってご本人も書いてるように、確かにめんどくさい笑。
でもわたしは、こういう類いのめんどくささが好きだったりする。
めんどくさいっていう感情と、どうでもいいっていう感情は、すごく似てるなって思う。
おざなりにしちゃうっていうか、そこで思考を停止させちゃうっていうか。
でもそこで、もう一歩踏み込んでみるといいのかもしれない。
どうでもいいことと、大事なことって、実は紙一重なのかもしれない。
そんなことを考え出す自分もまた、めんどくさい人なのかもって思うけど、そういう自分もアリだなぁって思えるようになった今日この頃。
【つぶやき】
ヨシタケシンスケさんの本って、文章だけだったら響かないのかもしれないけど(失礼だったらごめんなさい)この独特のゆる〜い絵があるからこそ、文章が活きるのかもしれない。
わたしは絵がお下手すぎるので、絵は描けないけど、絵に文章をつけるっていうのをやってみたいなぁってふと思った。
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