持ち物は、積極的にボロボロにしよう
いつもありがとうございます。すーです。
高価な持ち物ってありますよね。
iPad、ノートパソコン、ブランド物の服や靴、カバン・・・
高価でなくとも、気に入っている持ち物もあるでしょう。
模様が好きなネクタイ、書籍、万年筆・・・etc
これら大切にしている持ち物こそ、ボロボロにすべきだと、私は思います。
というと語弊がありますね(汗)
けっして乱暴に扱うという意味ではありません。ボロボロになるくらい積極的に使えばいいと思う、という話です。
大切なものは、引き出しの奥にしまい込んでいた
少し私の話をします。
私は子どもの頃、お気に入りの持ち物が汚れたり傷がつくのが嫌で、引き出しの奥にしまい込んでいました。たまに使うことがあっても、おそるおそる少し使って、すぐに片付けていました。
また、美しい柄の封筒や、綺麗な包装紙、紙袋などを手に入れたときは、いつか使うかもしれないから、と押し入れの中に保管していました。
家が貧乏すぎて、物を失うと次はいつ入手できるか分からない、という心配があったためです。しかしそれ以上に「大切な持ち物に傷がつくこと」や「持ち物がなくなること」自体を恐れていました。
物を買うには、どうしてお金がかかるのでしょうか?
それはモノに価値があるからです。
それでは、モノの価値はどこにあるのでしょうか?
持ち物は、使ったときに値打ちが発揮される
ところで、ドラクエに次の名言があります。
「坊や 知ってるかい? 武器や防具は もってるだけじゃ ダメなんだぜ」
「ちゃんと そうびして はじめて つかいこなせるってわけさ。」
そうなんですよね。
武器や防具は、装備してこそ価値(攻撃力や防御力)を発揮します。
持ち物は、使ったときに値段分の価値を発揮するんですよね。
こんな当たり前のことに気がついたのは、成人してだいぶ経ってからのことでした。この事実に気づいてから、私の行動は大きく変わりました。
・iPadは積極的に自宅から持ち出して活用する。
・書籍は、ガンガン書き込みをする。
・お気に入りの鞄は、擦り切れて穴が開くくらいモリモリ使う
・美しい封筒こそ積極的に使う。一期一会を楽しむ。
などです。
ボロボロになるくらい使い込んで、値打ちを享受する
一般的な持ち物については、どんどん使って、汚して、傷がついてもいいと思うのです。傷や汚れは、あなたが「モノの価値を享受した証」だからです。
美術品やコレクターズアイテム、など、二度と手に入らず存在自体に価値があるものは別ですが。
それに、持ち物はあの世へ持っていけません。
持ち物に価値があるのは、あなたがいま生きていて、いつかそれを使うかもしれないからです。
そうそう、私が子どもの頃からしまい込んでいた様々なものがどうなったかというと・・・。劣化していたり、時代遅れだったり、年齢不相応で使い所がなくなっていたりしたので、すべて処分しました。
もし、「いつか」のためにしまい込んでいるものがあるなら、今、使ってみると、いいことがあるかもしれません。
この記事が参考になれば嬉しいです。
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