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合気道歴50年以上の方の言葉

こんにちは。
道を歩き続けた方の気づきはとても
興味深いですよね。
Budo The Art of Being by Joe Thumbu

著者のジョーダンブーさんは
マレーシア生まれで合気道歴50年以上 八段です。
お人柄なんだと思いますが
読んでいて「負担感がない」のです。
ぺーぺーの私でも共感できて楽しく拝読しました。それって凄い。

ジョーさんは洞察がずば抜けてると感じます。
宗教しかり、道も流派に分かれて
対立することもあるわけなんですよね。
これこそ人間の進化のテーマではないでしょうか?

ジョーさんは言います。
「自分の先生だけが絶対と思わないで欲しい。いろんな先生がいる。違うからといって嫌うことは無い。誰かになる必要は無い。あなたのベストになればいい。」

人間の内面の矛盾があるように
この世にはいろいろある。
合気道を通して内面をみて自身のなかで
対立のない状態を目指すことが本当の平和であり本当の強さである。

そう仰ってるように感じます。
彼の言葉に触れるだけで
心が静かになるのです。
これこそ彼の合気道なんですね。
素晴らしくて涙でそう。

叔父さんが経営する道場に日本やアメリカから素晴らしい合気道家の方々が来られたようです。(伝説の方々ですね)
当時、11歳くらいのジョーさんのスピリットを震わせたのは合気道家の方々の技というより、まず彼らのオーラ、所作だったようです。

ずば抜けた才能と努力のジョーさんは
ずっとひたむきで身軽で
読んでる私たちに
「僕だって君たちと何も変わらないさ」と
語ってくれてるように感じます。

まるでタイムトラベラーみたいな方です。
今は我々、人類の正念場、大峠。
彼の言葉を思い出しては心を軽く静かに
してます。
※英語で書かれた本の翻訳での紹介となります。



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