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受けた恩は返したくなるもの…なのだろうか?

明日、夫の友達がうちの子どもたちをスキーに連れて行ってくれるらしい。
向こうも小5と小3の子どもがいて同級生でもあるため、楽しそうではある。
しかし、うちの次男は基本ちょろちょろしてるし、リフトからストック落としたり、新雪でスキー板を迷子にしてしまったりすることがある。
迷惑かけそうだし断ろうかと思ったら、「大丈夫だから、連れて行きたい」といっていたようだ。


夫の父親はわりと亭主関白でスキーが大好きすぎて海外まですべりに行く人だ。
毎シーズン、月山に行ってすべり納めをする。
夫の母親は「書く」ということが好きで、過去の記録がたくさん残っている。
その記録を読むと、自営業で夫婦2人でやっていたのに、冬になると父は泊まりで何日も家を空けていたことがよくわかる 笑
母はその間ひとりで仕事をしていて、よく離婚しなかったなと思う。
最近聞いたのだが、牛舎でひとりで大声で泣いてスッキリさせていたと言っていた。
帰る場所がなかったのもあるだろうし、忙しすぎて考える時間がなかったのもあるのだろう。



それでもなんやかんや夫が子どもの頃は、いろいろなスキー場へ家族ですべりに行っていたようだ。
そこに、今回子どもたちを連れてってくれる夫の友達も一緒に行っていたらしい。


夫の両親は、他人をも拒まず内側に入れてくれる人たちだ。
「あなた」から「わたしたち」に当たり前のように迎え入れてくれる。
その友達のお父さんは頭ごなしに怒るとてもこわい人だったから、家族の一員であるかのようにスキーに連れて行ってもらっていたことがいい思い出であり、恩に感じていたのかもしれないな…そんなふうに話している言葉からは感じた。


時を経て、今度は夫の友達がうちの子どもたちを連れて行く。
循環していくようで微笑ましい気持ちになった。


明日は次男に笛を持たせようと思う。
山登りの時にはいつも笛を持っていく。
何かあったときに助けを呼べるように。

事実は受け入れるが備えだけはしておきたい、わたしにはいつもそんなふうに考える癖があるようだ。


さて、明日は彼らにとってどんな1日になるのだろう。
晴天の必要はないけれど穏やかな天気になるといいな。


今日もあなたが心の安らぎと幸福感に気づけますように♪

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