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フィルム写真のCD受け取りをやめる。そしてデータ化のこれから

フィルム写真についての新たなジブンルールを設けることにしました。それは現像時のスキャンデータをCDにしない、というものです。


きっかけは先日の部屋の片付け。3年間の撮影で溜めてきたフォトCDを集めたところ、見事にとんでもない数になっていたことです。

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フォトCDタワーが出来た...

これまで「バックアップに」と保管してきたCDでしたが活躍した実績はなし。それならいっそ初めからもらわない方が良いと判断しました。


データCDをもらわないことのメリットは2点。

1つは部屋の省スペース化。子供のおもちゃと生活用品でギュウギュウの我が家です。不要なものは少しでも減らしておきたい。

そしてもう1つが環境負荷への意識です。使わないCDを作ってもらい、それをただゴミとするのはどうなんだろうという思いが強くなりました。

「じゃあデジタルで撮ればいいじゃん」

という声はごもっともです。ですが、環境負荷の視点のみで趣味を選ぶのも窮屈です。まずは個々人の出来る範囲から、少しずつ意識を変えていくのが大切ではないでしょうか。


というわけで、フィルムの撮影は続けるが不要なゴミはなるべく出さない。今後はスタイルでやっていくことに決めました。


データ受け取りの料金:ビックカメラの場合

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参考までに、フィルム写真をデータでもらった場合の料金も紹介します。ちょうど今日ビックカメラで現像してきた分で報告します。

3連休で撮影が捗ったこともあり現像したのは4本。その明細がこちらです。

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4本で4400円。つまり1本1100円です。ここにビックカメラのポイント値引きを加味すれば実質990円ですね。


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ちなみにCDでもらう場合は1188円(ポイント込みなら1070円でしょうか)

システム構築にかかる費用なのか、データ化の方が高いお店もあるのでビックカメラは良心的と言えます。


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(当然ですが)仕上がりについてもCDのときと何ら変わりはありません。

「androidは非対応」との声をTwitterで見かけることもありましたが、渋谷のビックカメラでは受付時にiOSかandroidどちらかを聞かれました。OSそれぞれに対応してくれるのだと思います。

CDでもらうよりもエコ、かつ安いデータ受け取りは強くオススメしていきたいです。


その勢いでネガまで処分する、というのには僕は少し否定的です。フィルム写真の最後の砦はネガです。もしもデータがハードディスクから消えた場合はネガがなければ復旧出来ません。

写真というのは時間が経てばたつほど価値が増す側面もあります。それをわかっているから、富士フイルムやコダックは何十年も保存が効くよう品質改善に取り組んだはず。

以下にリンクも掲載しますが、抜粋します。

現像済みのネガフィルムが見つかった場合は、塩水や泥水を被っていても決して廃棄せずに、回収してください。通常は半透明の樹脂製ネガシートに入って保管されており、損傷が少なければ、後日、簡単に写真プリントの作成が可能です。

なんと、現像済みのフィルムであれば塩水や泥を被っても復旧出来てしまうんです。こんなにありがたいことはないです。

どうせ使わないからと、現像したネガを邪魔に思う気持ちはわかります。でも、そこに友人や思い出が写っているなら残しておいも損はありません。老婆心ながら、そう伝えさせてください。


現像とデータ化のこれから

少し話が逸れましたが、フィルム写真のデータ化について変えようと考えていることが他にもあります。自分の中ではとても大きな決断です。

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