Lomographyのフィルムはブローニー(120)でも良コスパ
こんにちは。フィルムカメラのワタナベ(@sutougen)です。
Hasselbladで参加したフォトウォーク、Roll 2の紹介です。
(と、いきなり言われてもわからないですね。これは11月24日に開催されたたけさんぽ東京というフォトウォークで撮った写真の紹介noteです。ちなみに1本目はPRO160NSで国立新美術館を撮りました)
2本目に装填したフィルムはLomographyのColor Negative 100。そう、35mmで一般的なLomo 100のブローニー版です。フォトウォーク開始前になぜか@takchasoさんがプレゼントしてくれたので、ありがたく使わせていただきました。
35mmでもそうなのですが、Lomoのフィルムはコスパの良さに定評があります。120のLomo 100も3本パックで1780円。1本当たり600円と使いやすい価格設定になっています。
六本木をぶらぶらしながら撮る
フォトウォーク2番目の目的地は、六本木にある檜町公園。東京ミッドタウンに隣接する公園で、旧萩藩・毛利家の麻布下屋敷の庭園跡です。
檜町公園は、自然にも人工的にも緑が多くて。都心に住む方々の憩いの場となっていました。
公園の植物も色づき始めており、撮影にはちょうど良いタイミング。やはり和風庭園と紅葉は絵になりますね。
肝心のLomo 100の写りはかなりあっさりめ。素直で、どことなく乾燥しているような、そんな写り。粒子の緻密さではフジやコダックに軍配が上がりますがそこは中判。35mmをはるかに上回る立体感があります。
パッケージも前述のフジやコダックが5本1セットに対し、Lomoは3本で1セット。買いやすさ、試しやすさという点でもユーザーに優しいフィルムだと思いました。
六本木ヒルズの展望台へ
新美で美しい建築を、檜町公園で和風庭園を撮ったぼくたちが続いて向かったのは、六本木ヒルズの展望台。東京を一望をする眺めに胸を膨らませつつ、エレベーターで52階へ。
まず目に入ってきたのは、興奮気味に窓の外を撮る観光客の姿。一度シャッターを切り、それから、自分も窓の外に目を向けてみると...
そこには東京タワーが。あぁ.........美しい...
写真では何度も目にしたこの景色も、実際に見るのは初めて。スカイツリーしかり、東京に暮らしていると観光スポットにはなかなか縁がないものです。
改めてこの景色を見ると、意外なほどに色が少ないことに気づきました。空の青に、ビルの白。その真ん中には真っ赤なタワーがそびえ立ちます。いつもの、歩きながら見る東京はもっと猥雑。視点をぐっと引くだけでこんなにも見え方が変わるんだと驚きました。
さらにカメラを海側に。東京タワーのようなランドマークが消え、整然とビルが立ち並ぶ写真になりました。なんとなくですが、中国・香港・シンガポールのような、異国感のある景色です。
中判カメラで撮ることで建物の細かい格子もよく見えますし、奥行きも深い。全体的にハッキリとした写真になった気がします。これはプリントして部屋に飾りたい。
次のロールが最後です。
今回のフォトウォークで使ったフィルムは全部で3本。これで2/3の紹介が終わりました。ここからぼくたちは六本木ヒルズのさらに上階、オープンエアのスカイデッキに向かいます。黄昏時の東京 × 中判カメラ。個人的には満足のいく写真が撮れています。次のnoteもお楽しみに!
追記:最後のフィルムもまとまりました。
ハッセルブラッドが見た六本木ヒルズ スカイデッキの夕景
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