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【ゲームテクター】『主催者応援機能』に懸ける想い

こんにちは。ゲームテクターの中の人、ステテコボクサーです。今回は本日リリースした『主催者応援機能』について想いを乗せて書きたいと思います。

主催者応援機能って何?

簡潔にいうと、「大会終了後に参加選手が開催・運営をしてくれた主催者に感謝の気持ちをお金(応援チップ)で支払える機能」です。支払える価格は参加した選手が自由に0円から決められます。

「開催してくれてありがとう。」「運営してくれてありがとう。」「トラブル対応お疲れ様です。」「今後も運営頑張ってください。」などなど想いの形は様々になると思います。

なんで、主催者応援機能を作ったの?

2019年1月にゲームテクターをリリースし、3年が経過しました。活動の中で一貫して変わらない理念・夢は「新しい職業を創造する」ということです。

この理念・夢のおかげでゲームテクターを好意に想ってくれている方が大勢います。採用募集などは出していないのですが、毎月数名から「ゲームテクターで働きたい」というDMを頂き、全員とお話させていただいております。本当にありがたいことです。ただ、日本のeスポーツ業界は発展することが難しい規制(法律)に囲まれていてモチベーションの高い希望者を受け入れることがゲームテクターのお財布事情的に難しいというのが本音です。力不足を感じています。

話を戻します。主催者応援機能実装に至るきっかけをもらえたのは、2021年12月です。今回、機能開発のサポートをくださったネットプロテクションズ社の人と出会いました。世界にはポストプライシングという概念があって、簡単な例をあげると、コンサートに参加してみて、終了後に満足度に応じたお金を参加者自身が決めて支払える機能という説明を受けました。

これだ!と思いました。

そこから弁護士にも相談し、決して安くない費用を支払って法律に抵触していない正式な文書も作成頂きました。弁護士との調整と平行して機能を実装を進め、ゲームテクターを好意にしてくれるゲーム会社さんにもこういうことをやりたいという相談をしました。

話がWhyではなく、Howになってしまいましたが、この機能によってゲームテクターに大会主催者という職業が生まれる、職業を育てられるという想いから実装に至りました。

本当に稼げるの?

正直、なかなか難しいと思います。ただ、ゲームテクターには数は少ないですが、3ヶ月間で100大会以上を開催する主催者も存在しますし、毎回の規模が50名ほどになる主催者もいます。

毎日、誰かにゲーム大会という楽しい場を提供している。僕の個人的な意見では「この主催者は稼ぐべき」だと思っています。

仮に100大会、50人の参加者が500円の応援チップを主催者応援機能を通じて、この主催者に贈った場合、100(大会) x 50(人) x 500(円) = 2,500,000円(250万円) となり、3ヶ月でこの金額が流通します。

色々、言いたいことはあると思います(笑)毎回参加している選手が払うわけねーじゃん!とか………….わかりますw
自分本位ではありますが、ここはポジティブに捉えていただきたいです。
よりたくさんの人が参加するように自分のコミュニティを広げるような活動をしていって頂きたいです。今はインターネットの時代ですよ笑

「場」は用意した。長い道のりだけど、ここから一緒に頑張ろうぜ!ってことです。

最後に…大人の方たちへ

今の日本はとても悲惨な状況になっています。国民全員が貧困化し、バブルを知らない、社会人になっていない若者は今の状態(経済が縮小していくの)が当然なので、今後日本がどのようになっていくか、「気づけない状態」になっていると思います。社会に出てから、自社の製品が売れない、給料が上がらないなど自分ごとになり落胆する構造になってしまっていると思います。

日本が国際競争力を保つために重要な産業がいくつかあると思います。その中でゲームは最重要産業だと思っています。東京オリンピックで選手の入場曲にゲーム音楽が使われたほどです。

お金をあげてとは言いません。ただ、若い世代と一緒にゲームを楽しんでください。そして若い世代が頑張っていたら応援チップをあげてください。

安直ですが、ゲームは若い世代を理解する最適なインターフェースです。仲良くなれます。僕も40歳ですが、毎週大学生とゲームしてます。
どうかよろしくお願いします。

おまけ

みんな、すまぬ。さすがにこの機能はゲームテクターも手数料を頂きます。僕はビジネス上手くないから、お金を稼ぐということにスコープを当てるとゲームテクターってやり方がいいやり方ではないのかもしれないけど、財産ほぼ溶けたわ笑 スタートアップ企業の社長だから当然だろって言われるかもですが、なかなか精神的に厳しいよ笑
けど、まだまだ頑張る!

主催者応援機能 詳細ページ
https://gametector.com/events/organizer_support

主催者応援機能 プレスリリース
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000009.000060131.html

【業務連絡】
※機能は現時点ではβ版なので、数少ない主催者に解放しています。今年の夏を目処に一般公開しようと思います。

【法的観点】
もちろん、弁護士からの正式な見解も頂いていますが、西村あさひ法律事務所の先生にTwitterにて『主催者応援機能』について賭博に関する解釈をツイートして頂いております。松本先生、ありがとうございます。


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