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家電業界の未来[修理 サブスク]

本業の家電業界について。現状と未来について。

POINT 家電を修理する権利について

家電の業界規模は2022年度で凡そ7兆円。少し遠い業界ですが、2020年度の家具、オフィス家具市場は1兆373億円。家電業界は大規模市場。

家電購買機会は概ね3つに大別されます。
1.新生活
2.贅沢買い
3.故障、買い替え

特に3の故障、買い替えで購買される機会が最も多いが修理する権利(情報)が確約されれば大規模流通業界には大打撃となる。

POINT サブスクリプションで買わない選択

このサブスクが配信型のデジタルサービスだけではなく、家電や日用品などにも広がり始めている。 一般社団法人日本サブスクリプションビジネス振興会が発表した矢野経済研究所の調査によると、サブスク型サービスの国内市場規模は2020年度で8759億円、21年度には9965億円になると予測。

前項同様に家電を買わずに利用するサービスが一定規模に拡大しています。


まとめ

大量生産大量消費型の流通業界の形が変わりつつあります。有限資源の管理、有効活用、継続性のある社会実現に向けた抑制圧力が存在します。

結果として、家電販売の生業にしている企業も変化を期待されていると考えます。今後、市場規模はどんどん縮小し、必要な物を必要なだけ使用する社会に向けて進んでいくと予想します。

令和を生きる我々は、先を見据えて準備をする必要が有るのかもしれません。


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