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ココロカガヤキ人生100年⑧「おかえりモネ」に学ぶ、新しい人生の始め方

朝ドラ「おかえりモネ」に新しい人生の始め方のヒントを見つけたので、ご紹介します。この方法を知っていれば、人生100年時代において、行き詰ることはありません。新しい自分に何度も出会えます。

1.森林組合から気象予報士へ

モネは、森林組合で働いていました。学校の机に地元の木材を活用するなど成果も出し、周りの人たちからも愛される存在でした。

しかし、気象予報士の朝岡さんに出会い、人の財産や命を守る気象予報士に惹かれていきます。山と海、空が水でつながっていることも学びます。

気象予報士になれば、東日本大震災の時に、自分が地元にいなくて何もできなかったという「うしろめたさ」や後悔も解消できると思ったようです。

そこで、気象予報士の学習を始めたのですが、その方法に人生100年時代を生き抜くヒントがありました。

2.モネの学習方法

気象予報士の勉強を始めるために、モネは書店でいきなり気象予報士の参考書を買いました。しかし、難しい計算式や専門用語などに戸惑います。

そこで、その様子を見ていた医師の菅波先生がアドバイスをします。そして、学びを助ける様子が描かれていました。そして最終的に合格したわけですが、合格に至るポイントがこちら。

1)内容が分かりやすい絵本から始めるように勧めていた。
2)中学校の教科書をプレゼントし、学び直していた。
3)菅波先生が分かりやすく解説してくれていた。
4)1回の受験で受かろうと思わないことをアドバイスしていた。
5)気持ちが切れそうなとき、朝岡さんがタイミングよく現れていた。
6)学習が進んできたら、予備校に通っていた。
7)菅波先生に学んだことを教える場面もあった。

3.新しい人生への「学び直し」

上記の7つについてまとめると次の3つになります。

❶まずは、興味のあることを学ぼうと1歩踏み出すこと。
❷中学校の内容や絵本からでも学び直す勇気を持つこと。
❸支えてくれる人を頼り、予備校などを活用すること。

この3つが人生100年時代で新しいことを学ぶのに大切なことなのです。

4.まずは1歩踏み出す勇気を持つ

まずは、❶について解説します。私は、モネがいきなり気象予報士の参考書を買ったことは、大事な一歩だったと思います。

とかく、新しいことをする際に、躊躇してしまいますが、迷うくらいだったら、まずは、モネのように参考書を買って、内容を確認しましょう。

もし自分に合わないと思ったら、参考書を売る手もあります。まずは、一歩踏み出すことが大事です。

5.「学び直す」勇気を持つ

❷についてですが、「学び直し」という言葉があります。中学校や高校の内容に戻って学んだことをもう一度学ぶという意味です。働きながら夜間中学で学ぶときにもこの言葉が使われます。

いまさら中学校の内容を学ぶのは恥ずかしいと思わずに、学んだはずの内容を忘れた場合は、どれだけ戻っても構わないと思います。

学生時代に学ばされていた時とはモチベーションが違います。学ぶ必要性を感じながら必要な部分を学び直す勇気が必要だと思います。

6.人に頼る勇気を持つ

❸についてですが、学び続けるためには、教えてくれる人やモチベーションを高めてくれる人が必要です。

予備校や生涯学習施設、カルチャーセンターなど学びをサポートしてくれる場も活用しましょう。

そのような場を活用することで、分かっていることを教えてあげる場面もでてきます。それが、学んだことを身に付ける一番良い方法なのです。

7.新しい人生のリードタイムとしての学び

「おかえりモネ」のドラマの中で「リードタイム」という言葉がでてきました。ここでは、災害から逃げるための時間をリードタイムとして説明されていました。

もともとは、商品を発注してから納品されるまでの日数をリードタイムと言います。この言葉は、新しい人生を始めるための「学び」に対しても使えるのではないでしょうか。

新しい人生を始めるためのリードタイム(学び)は、短い方が良いのですが、長くてもリードタイム自体を楽しむことが出来ます。また、モネのように、働きながらでもリードタイムを持つことができます。人生100年でリードタイムは何度も必要なのかもしれません。

8.まとめ

人生100年時代において、若いときに好きだと思っていたことを長く続けるうちに飽きてしまったり、得意だと思っていたことが時代の変化とともに得意ではなくなったりと同じ自分でも時間とともに変化することがあります。

そんな時に、この学びというリードタイムを使って、今の自分に合った仕事やその時に興味のあることができるようにしていくことが人生100年時代を生き抜くためのスキルとして必要なのではないでしょうか。

モネが気象予報士になりたい気持ちを抑えて森林組合で働き続けたとしてもきっと後悔していたでしょう。今の自分がモネのように一歩踏み出し、キラキラと輝けるように、まずは学び始めましょう!

以上、あなたのココロにカガヤキを。ココロカガヤキ研究所でした。モネの今後が楽しみです!

(参考文献)


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