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医言同源~良いことばで健康に生きる~ココロカガヤキライフ

0.この記事を届けたい人

❶「医言同源」って何?と思っている人
❷心身ともに健康でありたい人
❸noteで毎日、記事を書いている人
(この記事が、必要な人に届きますように。)

1.食事で健康になるのは分かるけど…

今回は、「ことばと健康」についてお届けします。「ことばと健康」よりも一般的なのは、「食事と健康」の「医食同源」ということばですね。ウィキペディアで意味を調べますと、

医食同源(いしょくどうげん)とは、日頃からバランスの取れた美味しい食事をとることで病気を予防し、治療しようとする考え方

です。もともと、中国の薬食同源思想から生まれた言葉で、臨床医・新居裕久さんが作り、発想の元になった中国へ逆輸入されているそうです。

食が体を作り、食が健康を作る。医療と同じくらい大事というのは、よくわかりますが、はたして「ことば」もそのくらい力があるのでしょうか?

2.ことばで健康になる

ことばによって健康になるのは、ある意味当たり前なのかもしれません。人間は、心と体でできています。「心の健康」ということばもあるくらいで、心を安定した状態で日々生活できることが、体の健康にもつながります。

仕事や家庭でストレスを感じたら、あなたはどうなりますか?例えば、暴飲暴食になったり、不眠になったりして体に影響がでますよね。そのストレスは、アドラー心理学によると全て「人間関係の問題」です。

人間関係の「関係」というのは、コミュニケーションですよね。コミュニケーションは、「ことば」ということになります。

そのコミュニケーションやことばの大切さを強調するのは、原田隆史さんです。原田さんは中学校の先生の時に、陸上競技で13回の日本一を輩出し、現在はそのメソッドをビジネスセミナーで紹介されている方ですが、「折れない心を育てる 自画自賛力」という本の中で、次のように言っています。

自分のやる気・元気のバロメーターを上げてくれる言葉やコミュニケーションは、心理学の専門用語で「ストローク」と呼ばれています。
原田メソッドでは、人や組織にやる気・元気を与える「プラスのかかわり」と定義しています。
人から与えられるストロークは、心にとっての栄養です。食事で体を作る「体の栄養」とコミュニケーションによる「心の栄養」の二つが人間には絶対に必要です。

心の栄養を与える「ストローク」にどんなものがあるかというと、同じ本の中にありましたので、一部ですが紹介します。

(1)心理的ストローク
「うなずく」「ほほえむ」「ほめる」「励ます」「ねぎらう」「感謝する」

(2)無条件ストローク
「どんなときでもあなたを信じている」
「何があってもあなたが好きだ」
「あなたは今のままでいい」など

ことば以外のものも含まれますが、何気なくもらっているストロークに気づいたり今度は自分が相手にストロークを意識的に与えたりすることが、自分にも相手にも心の栄養を与えてくれて人間「関係」がよくなります

3.「元気ことば」を選択する

もう一つあなたにご紹介したいのは、「清水英雄の『元気』の選択」という本です。この中で、「現状打破言葉」と「現状維持言葉」があります。ご紹介します。

現状打破言葉
「ありがとう」「充実している」「簡単だ」「できる」「やってみよう」「楽しい」「うれしい」「おもしろい」「すばらしい」「美しい」「すてきだ」「きれいだ」

現状維持言葉
「忙しい」「疲れた」「どうしよう」「いやだ」「できない」「つらい」「苦しい」「つまらない」「だめだ」「不幸だ」「もう年だ」「どうせ」「どうでもいい」

あなたは、どちらのことばを使っていますか?私はついつい「忙しい」とか「疲れた」なんていってしまいます。それを、「現状打破言葉」に変えていくと元気になるということです。

私はいつもこの「現状打破言葉」を考えるとこの歌を思い出します。それがこちら。

「うれしい」も「たのしい」も「大好き」も全て現状打破言葉です。この歌を聴くとプラスの気持ちになれます。

4.今回のまとめ

このように「ことばと健康」の両方が大切で、深い結びつきがあり、医療と同じくらい大事だということをご紹介してきました。

ところでnoteで毎日、記事を書いている方は、書くことが生活の一部になり、記事を書かないと調子がでなかったり、記事が書けないことが体の不調に気づくバロメーターだったりと書くことが健康を維持する方法になっているのではないでしょうか。

書くのは、ことば。ことばが健康を維持し、ことばで不調に気づく。

「医言同源」にガッテンしていただいたでしょうか?(笑)

「現状打破言葉」でお別れです。「ありがとうございました!」

お気持ちがとてもうれしいです。感謝です。ありがとうございます。