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「さよならの向こう側」で人生100年時代の命を考える

月食の本日、夜空を眺めていたら、この曲を思い出しました。この曲は旭化成のCMで流れていた曲です。ご存知の方も多いのではないでしょうか。

山口百恵さんが歌っていた曲のカバー曲で、歌っているのは、A Hundred BirdsのTeNさんだそうです。まずは、じっくりお聞きください。

いかがでしたか?歌の力、歌詞の力、そして映像の力。全てがすばらしい動画になっています。夜にひとりでしっとりと聞いています。

「地球に生まれてきてよかった」と思うような、すごくきれいな映像が、この曲の世界観を表現しているような気がします。

さて、あなたに届けたかったのは、この動画なのですが、その中でも特に冒頭の歌詞にご注目ください。

何億光年 輝く星にも 寿命があると 
教えてくれたのは あなたでした
季節ごとに咲く 1輪の花に 無限の命 
知らせてくれたのも あなたでした

今この地球上で見られる夜空に輝く星は、何億光年も離れた距離にある星の輝きだと学んだことがあります。今の輝きではなく、何億光年も前の輝き。

そして、そんなに輝き続けた星にも寿命があり、光が消える。

そうかと思うと、季節ごとに咲く1輪の花に無限の命を感じる。花は枯れるけど、また次の年、そして、またその次の年というふうに無限に咲き続けるということでしょうか。

私たちにも同じ命がある。命があることのありがたさに気づかず、日常生活が無限に続くような気持ちで生きてしまう。

さらに世間では人生100年時代と言われて、寿命が人生80年の時より20年も伸びたと思って、うれしくなっているけど、必ず生きるとは限らない。

まして、何億光年も生きる星に比べたら、伸びた20年は、ほんの一瞬。100年も一瞬。

はかない命を私たちは生きています。

一方で、人が傾けた情熱や思い、成し遂げた偉業、そこから出る言葉がずっと語り継がれることがある。それらが永遠の命を授かったように人の心に生き続ける。

はかなさと永遠。どちらもある。

この記事を通して、この地球上で何らかの縁があって、あなたと私がつながっているのも奇跡のようなもの。そのことに感謝して終わりにします。

いつも読んでいただき、ありがとうございます。

Thank you for your kindness.

いつもスキをつけてくださる10名ほどの皆様、ありがとうございます。

Thank you for your love.

お気持ちがとてもうれしいです。感謝です。ありがとうございます。