反転の可能性。

精神より物質が先行するという
考え方は今の常識である。

物質があって精神が生じる。
現代では精神は電気信号だと言う。

要は物質の流れが
精神を生むという話である。

ただ逆に精神が物質の流れを生むという話に
反転しても特に問題は生じない。

死生観が大きく変わるだけだ。

物質不要論。

仮に精神が存在し得る条件の中に
物質が含まれていないのだとしたら

初めに精神が在り
その後に物質が生まれた。

精神に導かれて
物質が流れ集まり構造を成す。

精神がありとあらゆる法則の根幹であり
精神の容態は物質の特性や外観に表れる。

物質が消滅しても精神は在り続ける。