【中国日誌】1080日目　24.8.8

悪い事は重なる。それは、明らかにである。因果的影響が及ばないような、遠く離れた事象同士であっても、何かしらの影響を与えているとしか思えない。その影響の媒体となっているのは、人間、なのであろう。私たちが悪いニュースを見聞きした時、意識の感度は、悪い事に対して、敏感になる。そうすることで、悪い事に、気づきやすくなる。これが、悪い事が重なって見える、原因であろう。もう一つは、悪い事を意識している間は、無意識に悪い事に、引っ張られてしまっている、ということである。目標が達成できるのは、目標を意識し、そこに向かって進むからである。悪い事を意識している間は、無意識に、悪い事を、目標にしてしまい、無意識に、そこに向かっているのであろう。また、悪い事を意識している間は、リソースが、そこに、奪われ、生産性が落ちる。要は、いつもよりも、作業の質が下がり、失敗しやすくなるということである。しかし、それは無意識レベルなので、そうとは知らず、いつものように、物事を進めてしまい、その小さな因子が、結果的に、新たな、不幸を、齎すのである。そして、集団的には、そういった個人レベルの、負のスパイラルが、それぞれの感情を、ネガティブに染め、人間関係でも、支障をきたす。それにより、組織的な活動等においても、負の力が、働くのである。マクロ的なニュースが、ミクロの個人に影響を与え、そして、またマクロの集団のアウトプットに、影響をもたらす。今は、そういう、スパイラルの中。そうであっても、空はいつも青く、美しい。美しき世界に、感謝を。

朝４時に起き、支度と日課。７時に出発。仕事して、１８時前に退社。部屋に戻ってご飯食べて、日本に、帰る準備して、２１時半過ぎに寝た。