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あなたはどんな人ですか?

「あなたはどんな人ですか」と聞かれると、答えられない。

私だけなのかな?
趣味、好きな色、食べ物、果物は何ですかと聞かれた時にも困る。
物事に対して、好き嫌いがなく、
時々それをするだけの程度なので「趣味」「好き」と言えるかな?
暇な時に絶対それをやるとか夢中になれる程ではない。

それ以来、自分はどんな人なのかを考え始めた。
自分の行動、感情を振り返りの日記を書き始めた。

なぜ悲しいと感じるのか、
なぜその人が嫌いのかを一つ一つを分析して、
自分の行動、感情を振り返ると、自分はどんな価値観を持っているのか、
どんな性格なのかなど自分への理解を少しずつ増えてきた。

それで、気づいたのは、
自分のことは自分が一番分からないのだ

日記を書く前に自分は「聞き手が上手な人」だと思っているが、
そうではないのだ。

違う意見の人と会った時に、
どうしても自分の意見を相手に認めてもらいたい、
なぜ相手が自分の意見を受け入れないのかなど

すると、自分は聞き手が上手な人だと思っていたのは、
よく周りの人に聞き手が上手だと言われているからだ。

自分は「こういう人だ」と考える時に、
それは本当の自分なのか?それともただみんながそういうからか?を常に意識している。自分は何が好きか、どんな生き方をしたいのかは、自分で決めるのではなく、他人がそうしているから、他人がそう言うから自分もそうするなど、周りの意見をそのままに受け入れることが多いのではないか?と思う。

子供の時は、自分が自分を一番理解する人だと思っていた。
だって、自分が24時間でずっと自分のそばにいるから。

だが、大人になると、人は周りに流されやすいものだ。
周りの人の目に気になってしまうから。

「社会では明るい人の方が好き」
「リーダーシップが重要」等
社会から求められる人物になるために、
本当の自分がどういう人なのか分からなくなってしまう。

いつか、誰でもありのままに生きられる社会になりますように。

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