First Love 初恋が沼すぎた件につきまして

(いや、うん。わかってる。遅い、非常に遅い、、、気付くのめっちゃ遅い。ですよね、、、全部まるっと受け取ります。そのご意見！でも、読んでくれたらめっちゃ喜ぶ！！！！)

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素晴らしかった。非常に素晴らしかった。友人にずっと勧められていて、やっと観た。ド平日の夜から朝の4時半ぐらいまで(次の日も仕事とかもうそんなん関係ない)  気付けば、全話ぶっ通しで観ていた。そう、それは　Netflixオリジナルドラマ「 First Love 初恋」です。ちょっとこれについては、言いたいことがありすぎる。書かずにはおられん！というわけで、書きたすぎで、いてもたってもいられないので、自分の大好きの熱量、まとめました。

※以下ネタバレ注意※

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映像の美しさ
北海道の四季折々の景色が素晴らしい。画面から景色の匂いや温度、湿度まで感じるようなそんな映像。あと光の射し方が美しすぎる。冒頭の道路を上から撮影した画角も、車のライトも、也英さんが制服に着替えてる時に差し込む換気扇の光も、すべてが計算しつくされた美しさ。

満島さんの演技
これはもう言わずもがなすぎる。表情といい、声のトーンといい、演技が素晴らしい。野口也英が満島ひかりさんで良かったです。寒竹監督、ありがとう。

八木莉可子ちゃんの透明感
これがハンパない。ほんまに可愛すぎる。太い眉毛も分厚いくちびるも全部全部、可愛い。そして、あんなに制服が似合うひとはそうそういない。八木莉可子ちゃんは友達がめっちゃかわいいねん！と言っていて、元々ハードルが上がってたはずなのにそのハードルはサラッと超えた。す、すごい！！

学生時代の晴道
あのまっすぐさと不器用さ、くったくのないチャーミングな笑顔と憎めないヤンチャさ。控えめに言って最高すぎる。ちなみに晴道の悪友・凡二の存在もかなり良い。

たかはしよしこさんのごはん
劇中に出てくる料理家たかはしよしこさんの作るご飯が本当に美味しそう。いや、もはやもう美味しい。友達に言われてて也英さんのお家の冷蔵庫にエジプト塩を目視で確認した時は、お！これか！となった。

綴のギャップ
なんてことない垢抜けない眼鏡の少年。それやのにあんなおしゃれや音楽を作ってしまう。うたちゃんと初めて会えた日のベットで足バタバタさせて発狂しちゃう感じ、経験あるある！笑(ちなみに也英ちゃんと晴道のデート前日の電話終わりの也英ちゃんの足バタバタも最高にかわいい）綴が大人晴道に「あの子はほかの女の子と違うんだ」ってうたちゃんのこと話して、最終晴道にうなだれてるシーンもこれまた良い。

インテリアが抜群に好み
也英ちゃんの実家も也英さんのお家もインテリアがかわいい。特に也英さんの台所は美味しいお料理が出てくる台所の雰囲気がとてもする。リビングもダイニング(ほぼ全部の部屋やないかい)の本の積んである感じも、椅子の雰囲気も大好き。ちなみに也英ちゃんの実家の也英ちゃんのお部屋もかわいいし、お母さんが寝てたリビングのソファとスタンドライトにクッション。モビールの位置も含めて全てが完成されている。好き。

うたちゃんのパワフルさ
眩しすぎるよ。とても素敵な女の子。役もさることながら、ご本人もとても素敵。もれなくインスタフォローした！ちなみに私服もめっちゃかわええー！！！也英さんとのカラオケのシーンは微笑ましい。女の子のこういうところ、いいなぁ。

タクシー会社のおじさんたち
仲良すぎる。もともと同じ制服着たひとがわちゃわちゃしてる風景が好きで、萌えっとくるタイプ(線路の点検の人たちの集合してる瞬間とか)なんだけど、あのおじさんの平和さと旺太郎さんと也英ちゃんの若い衆をなんとなく、くっつけようとしてる感じとかも愛おしい。ほんで、屋上で鮭を焼くシーンは素晴らしい。

旺太郎さんの存在
この作品には欠かせない存在。旺太郎さんと也英さんの駅のシーンはグッと来た。毎秒が名言すぎて、もちろん、泣いた。旺太郎さん、幸せになってほしい。

恒美のかっこ良さ
恒美さんはいつかはこうなることを覚悟してたんだろう。強いけど弱い。弱いけど強い。愛するがゆえの強がりがいつか報われますように。恒美さんにも幸せになってほしい。

宇多田ヒカルの音楽
わたしにとっても同世代の歌姫。1stアルバムはもちろん買ったよ！！懐かしくエモい。ずっとAmazonのお気に入りリストに入ったままの歌詞集みたいなの、買うタイミングが来たのだと確信してる。

そのほかにも、ひさびさに画面で観た美波ちゃんの美しさ、並木家の人々のあたたかさ、数々の言葉の素晴らしさも。あ、あと！佐藤健が佐藤健してなかったとこも良かった。あと、不意に出てくるゲストが曽我部さんだったり、又吉さんだったりで、これまたチョイスがエグい。言い出したらほんとキリがないから、一旦つぎを最後にしよう！

わたしがこの作品で一番好きな惹かれるところ。

それは、、、

シーンの毎に切り替わる画面の配色
わたしは自分の目に映るものを、人より配色を意識してみてる傾向が大いにあると思う。うわぁ、この配色最高。と街を歩いていて思うこともあれば、自分が着てる服の袖口とネイル色の配色に惚れ惚れしてしまう時もある(たぶんどっかの回でnoteに書いた気がする) だからこそ、配色好きには、本当に本当にたまらなかったシーンの数々。服装の色がリンクしていたり、周りの風景もリンクしてたりする。画角と風景と服。ワントーンの美しさも。クリームソーダの上のさくらんぼも、赤いポストも。画面に映り込む全ての配色、ひとつひとつがバランス良く、丁寧に丁寧に作り込まれていた。世界が毎秒こんな美しい配色ならばと想像しただけで気分がいい。配色美に関しては、ウェスアンダーソンの映画に似たワクワク感も感じた。映像なのにページを1枚1枚めくる感覚が味わえて、とても満足した。

青のワントーン
青と白、差し色で赤
白と青
ベージュと薄いブルー
赤とベージュ
赤とグレー
白のワントーン
グレーと黄色
赤と白
薄いピンクと薄いブルー

全部大好きな配色。

というか、コーデのお手本のような配色。魅了されてしまった。完璧。ちなみに今日気付いたけど、スタイリングはBabymixさん、、、もうテンション上がる上がる。劇中の服の配色にも絶対意味ありそうな気がする、、というかないわけがない！！(たぶん)  一旦2周目を全部見終わってから、おそらく数々の考察が世に出回っているだろし、誕生秘話的なものが書かれた記事があるはずなのでそれは最後のお楽しみにとっておく。まだまだ楽しめそう、初恋。

追伸
現在、2周目に入っております。ちなみに3話。3話は劇中で1番嫌なやつ、まちだ先輩がいる回。2周目はゆっくりと観ています。初回では気付けなかったことや見落としていた伏線などに出会える気がしてる。とりあえず、現時点で思い浮かぶ最高なところを初回を観たこの新鮮な熱量をここに書き記した。長文にお付き合いいただきありがとう。大好き。

Special thanks
アカネ、ミエコ