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今日は少し考えさせられる話

今までの暑さは何処へやら。シャツ一枚だと日中でも肌寒く感じられるようになりました。寒くなると多少センチメンタルになります。

今日は会うのが6年振り❔ぐらいになる1つ歳上の従兄弟のお見舞いに行ってきました。歳が近いこともあり、また家もそんなに遠くなかったため小さい頃は良く遊んでいた。良く泊まりにも行っていた。ところが大学生になって学部は違うものの同じ大学に進学したが、段々と疎遠になっていった。だから、この二十年間で会ったのは2、3回かも知れない。(まあ、直近の15年ほどを海外で過ごしていたので当たり前と言えば当たり前だが。。。)

そんな従兄弟は数年前脳腫瘍が見つかり緊急手術をした。手術は成功した。特に後遺症が残るわけでもなく普通の生活に戻った。ところが、先月。容態が急に悪化。検査の結果あらたに腫瘍が見つかりステージ4。もう手術も出来ないと告げられ家でほぼ寝たきり生活を送っている。一人で歩くのも、ご飯を食べるのも話すのもままならない。話しかけてもどこまで分かっているのかわからない。

そんな彼にも小学6年生と1年生の2人の子供がいる。日に日に弱っていく父親を目の前にし彼らは何を思い、そして何を感じ取っているのだろうか。

言うことを聞かない子でごめんなさい。

怒らせてばかりでごめんなさい。

テストで良い点取れなくてごめんなさい。

文句ばかり言ってごめんなさい。

片付けができなくてごめんなさい。

『お父さんの言うことを聞く良い子になるので、神様どうかお父さんを元気にしてあげてください⁉️』とお願いしているのだろうか。

そして自由を奪われた自分の体。そんな子供達を目の前にして従兄弟は何を思っているのだろう。お父さんいつもガミガミ言ってごめんな。怒ってばかりでごめんな。勉強しろといつも言ってごめんな。細かいことで注意してばかりでごめんな。片付けしなさい。。。

もっと一緒に遊んであげたり、野球やサッカーをしたり、話を聞いてあげたり、本読んであげたり、そして大好きなゲームを一緒にしたり。もっと一緒に時間を過ごしてあげなくてごめんな。と思いながらも、そんな言葉すら発する事ができない自分をただただ攻めているのだろうか。

同じ年頃の子供を持つ父親として、そして小さい頃兄弟のように仲良く遊んだ従兄弟のそんな姿を目の前にして考えさせられる1日となった。

それは従兄弟がそして、その子供達が可愛そうだとかそんな哀れみからではない。寝たきりになるのが自分じゃなくて良かったという安堵でもない。正直そんな感情が全く無いと言ったら嘘になる。ただ、一番自分の心に訴えたのは

『自分は1日1日を一生懸命生きているだろうか?』

ということだ。いつ何が起こっても後悔しないように、やるべき事をできているだろうか。Life is fucking short! 日本の会社を辞めて海外留学を決めた時に上司に言った言葉。

そう、人生はクソ短い。自分がやりたい事。やらなければならない事。そして、しておくべき事。たくさん、たくさんあるけども。1日1日を大切にしなくてはならない。そう思い出させてくれたお見舞いでした。たーちゃん、俺博士課程頑張るよ。

皆さんは1日1日を大切にできていますか? Life is fucking short!!

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