実はFIREという概念を最近知りました。
兼業主夫すすむがぼんやり考えていた「1億円貯めて主夫になる」はFIRE(Financial Independence(経済的自立), Retire Early(早期退職))という概念ということを最近知りました。FIREは30才台でのリタイアを目指しているようなので50才台中盤でのリタイアを目指している兼業主夫すすむはRE(早期退職)とは言えないかもしれませんが、自分的にはかなりRE(早期退職)なので良しとします。
1.まずは本を1冊読んでみました
FIREムーブメントを牽引する本のひとつです。カナダ在住の夫婦がFIREするための方法論やマインドを共有してくれます。ざっくりとした理解ですが、
・インデックス投資で年4%の利益を得る
・上記で年間の生活費が賄えれば完全FIRE。たまに仕事で賄えればサイドFIRE。そのへんのバランスは人によるよ。
が、骨子で、そのための方法論やマインドが彼らの通った道筋の中で描かれています。その中でも刺さった部分を触りだけ。
2.投資に回す資金を貯めよう
当たり前ですが、「収入を増やし、支出を抑える」です。ちょっとおもしろかったのが貯蓄率という概念で貯蓄率が高いほど早くFIRE出来るよ、という話です。
収入額・支出額では無く貯蓄率(=貯蓄額/収入)です。収入が高くても貯蓄率が低いとFIREできません。投資に回す貯蓄額が少ないのはもちろんですが、支出が多い(=生活費が高い)のでより沢山の貯蓄が必要になるからです。
支出を抑えるには我慢なのですが、刺さった言葉がひとつ。「(まだ)自らの情熱に従うな」です。やらない訳では無いのです。後でやれば良いという話です。いまの10万円を貯蓄に回してFIREした後に「自らの情熱に従えば良い」という事です。なるほどです。
3.FIREしたら世界旅行に行こう
東南アジアなど生活費の安い地域を中心に旅をしましょう。宿泊はAirbnbでLCCで移動すればカナダで節約して過ごす生活費と同じ額で世界中飛び回っていられるとの事です。
割と移住するって話はよく聞きますが旅でも良いってのが目からウロコでした。移住はちょっと重いですけど、旅行だったらハードル下がるし、楽しそうですね。兼業主夫すすむは既に持ち家なので固定費があまり下がる気がしないのと出不精なので世界旅行に行くことは無いと思いますが。
4.まとめ
もう少しライフスタイルの啓蒙があるのかなと思ったのですが、収入増・節約・投資運用・FIRE前後の細かい運用など方法論が主でした。運用の部分はドル単位で進んで行くので日本人には他人事のように読んでいたのですが、日本人も同様に投資するで良いようです。
オーバーカントリーバイアスという自国市場に過剰に投資する傾向がある、って用語の説明があり、カナダ・アメリカに限定した話では無くグローバル視点で見ようぜ、ってことだったので皆さんにも本書をそのまま参考にしてもらえればと思います。
投資の方法論としてはいま自分が行っているETFですが、ドルコスト平均法ではなく貯蓄全部ETF買おうね、という理解です。FIRE直前には市場の暴落に備えて生活費5年分の現金を用意しておこうねという話もありましたが積極的にETFを買いましょう、です。
人それぞれの投資スタンスと仕事との付き合い方があると思います。が、自分のスタンスを確立するためにも他人の投資・仕事へのスタンスを知るのは良いと思います。それが極端であるほどヒントがもらえる気がしました。是非、ポチってみて下さい。
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興味がありましたら、こちらも見ていってください。
■兼業主夫の自己紹介
https://note.com/susumu_shufu/m/m5c977552f865
■兼業主夫の家事
https://note.com/susumu_shufu/m/mabc3a2e7a648
■兼業主夫の家計
https://note.com/susumu_shufu/m/m72ebc66b7748
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