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漁師さんの直販サイトを紹介します⑤氷見の松本魚問屋さん

代表の鈴木です。

漁師さんの直販サイトを紹介するという企画をやってみてあらためて分かったのですが、直販用のサイトを持っている漁師さんはほとんどいないんです。

漁師さんの仕事は、魚を獲ること。
漁師さんは魚を獲ったら市場に水揚げして、その先は、市場で競り落とした魚屋さんが流通を担います。

そうやって分業ができているから、漁師さんたちは安心して漁に出られるわけです…。

そもそも魚を獲るという技術と、魚を売るというノウハウは、まったく別のもの。

漁師さんに「魚を送ってください」と頼んでも、「どんな箱を使うか?」「どんな氷を使うか?」など、困ってしまう漁師さんも多いはず。

やっぱり、それぞれ得意分野があって、その得意分野を伸ばすことで質の良い魚が消費者に届いているわけです。

というわけで、魚を獲るのに忙しい漁師さんが魚を売る時間なんてなかなかないし、ましてや直販サイトを持つなんてなかなかできないですよね…。

前置きが長くなりましたが、漁師さんの直販サイト紹介は今回を最後にしばらく休むことにします。「ポケットマルシェ」など素晴らしいアプリがいろいろありますし、漁師さんたちがSNSなどで魚を売り始めているので、それはそれで個人的にシェアしていきたいと思っています。

直販サイトをお持ちの漁師さんでこちらで紹介を希望される方はいつでも紹介しますので引き続き連絡をいただければと思います。

さて、今回ご紹介する富山県氷見市の松本魚問屋さんは、漁師さんではなく、氷見漁港で魚を競り落している魚屋さんです。

私が築地のセリ人だった頃から大変お世話になっており、「すーさんの海鮮ランチ」でも魚を送っていただいたご縁で、せっかくなのでこちらでもご紹介したいと思います。

前回ご紹介した泉澤さんと同様、松本魚問屋さんが取り扱う魚も定置網の魚です。

氷見は、定置網発祥の地と言われており、富山湾一帯は全国で一番定置網が多い場所です。(下の地図の赤いポイントが大型定置網のあるところです)

富山湾定置網

「氷見の寒ブリ」が有名ですが、富山湾に回遊してくるブリを狙ってたくさんの定置網が設置してあるんです。

下は2013年に私が氷見漁港を訪れたときの写真。
ワカシ(ブリの子)がたくさん水揚げされていました。

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セリの様子です。真ん中の白いTシャツの人が松本幸一郎専務です。

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あれから7年経って、最近は、魚を売買するだけでなく、旧家の土蔵をリノベしたお洒落なアンテナショップを作ったり…

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かねまつアンテナショップ

素敵なオンラインストアを作ったりしているので…

かねまつオンラインストア

ぜひのぞいてみていただければと思います。

当協会も「美味しく、楽しく」がモットーなので、こういう楽しい取り組みは応援させていただきたいと思っています!

産地の魚屋さんを応援すれば、漁師さんを応援することにもなりますし!

松本専務からは「インスタもフォローして」と言われていますので、こちらもぜひよろしくお願いします。

漁師の方へ
うちの直販サイトも紹介して!という方がいましたらぜひ鈴木までご連絡ください。電話:080-5186-0177 メール:sustainableseafoodjp@gmail.com


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