異動前にチームメンバーにマネージャーとしてのKPTを出してもらった話

こんにちは!GMOペパボの社長室でマネージャーをしているすっしーです。

こちらはPepabo Managers Advent Calendar 2022のエントリー1日目です。
GMOペパボ株式会社のマネージャー陣が毎日記事を更新していくアドベントカレンダーです。ぶち上げていくぞ!

さて私事ではございますが、11月1日に約6年半携わったSUZURI事業部から社長室に異動しました。社長室って何をする部署なの?っていうのは会社によって異なるかもしれないのですが、社長室の室長であるロベさんがペパボの社長室についての記事を書かれていたので、よろしければ下記をご参照ください。


チームメンバーからフィードバックをもらったことがない

異動する2週間前に、なにか思い残したことないかなと考えたときに、マネージャーという立場上、チームメンバーの評価や面談でフィードバックすることはあっても、メンバーからフィードバックされることってないなと思いました。

傷つくこともあるだろうなとは思ったけど、今後自分がマネージャーとしてどうありたいのかを考えるきっかけにしたいなと思い、思い切ってMTGを設定しました。

フィードバックをもらおうと思ったもう一つのきっかけ

異動は一つのきっかけではあったのですが、テレビ番組の「あちこちオードリー」の10/26放送の中田敦彦さんゲスト会で、「自己分析と内省が完了した」という話をされていて、衝撃を受けました。

自分はあと10年以下でその境地にいけるのだろうか??と疑問に思い、自己分析の前に、まずは他己分析としてチームメンバーにKPTのK(続けるべきところ)とP(抱えている問題)について出してもらおうと思ったのも、今回取り組んだきっかけの一つでした。

実際に出たK(続けるべきこと)とP(抱えている問題)

恥を忍んで代表的なところをさらそうと思います。

K(続けるべきこと)

・めっちゃまっすぐ
・本音で話してくれるから、こちらも本音で話せる
・優しくて素直、メンバー想い、信頼のおける男
・残業してる時何か手伝えることありますか?って聞いてくれる、いつもあまり頼めるような事なかったけど寄り添ってくれてて泣ける
・ペパボの愛が強くて会社へのコミット度が高い
・すぐに何でも相談乗ってくれる

P(抱えている問題)

・集中してないときめっちゃわかりやすい
・生気を感じないときがある
・めっちゃスマホ触る
・MTG中に違う作業してそう

他にもそれぞれ3o個くらいあるのですが忌憚なき意見をいただきました。

T(トライ)に関しては今回時間がなく、すべての項目に自分が回答しました。
全体の方向としては明るく笑顔で相手の目を見ながら、しっかり集中するということを意識しようという新卒1年目並のトライになってしまった。

フィードバックをもらってどうだったか?

結論:やってみてよかった


普段業務で行うKPTはあくまでチームのプロジェクトとしての振り返りの側面が強いのに対して、超個人的な振り返りになるので、Pのパートは見るのもしんどかったです。あとTも出してもらえばよかった。

しかしながら今回のプロブレムで感じたこととして、自分はマネージャーという立場を言い訳に目の前のコミュニケーションを疎かにしていたかもしれないし、少なくともそう思わせる態度をとっていたということだ。

マネージャーだから報告・連絡・相談や、承認依頼がくる、自分はそれを言い訳にしていなかったか?
それは目の前のコミュニケーションを疎かにしていい理由にならない。
そういうことに気づけてよかったなと思いました。

異動後のチームメンバーに振り返内容を開示した

他己評価によると、Kとしてはめっちゃまっすぐということなので異動したときの朝会で、振り返り内容を見せました。

そうすることで、プロブレム部分について気をつけようと意識できるし、チームメンバーにも「もし悪い部分出てたらフィードバックください」と言えたので、気持ちが楽になりました。あと何かウケてた気がする。自分から欠点晒していくのがよかったのかもしれない。

フィードバックを元にマネージャーとしても成長していきたい

管理職の立場になると、自分が評価することはあっても、評価される機会がなかったりするので、忌憚のない意見をもらってみるのもありかもしれないです。

むかし、「伝説の教師」というドラマで、相手の悪いところと良いところ10個言えてそれでも一緒にいてくれる奴が親友だみたいなセリフがあったのですが、チームメンバーとは親友として働きたいと思うので、今一度自分を見つめ直して対等に働いていきたいと思います。


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