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30歳。初のぎっくり腰。

先週の日曜の夜、急に腰が痛くなり、立ち上がれなくなった。立とうとしても痛みで直立すことができず、90度近く腰を曲げた姿勢にならないと歩けない状態だった。

痛すぎて、何か体を支えるものがないと歩けないほどだった。喉から手が出るほど杖が欲しいと思った。これほど杖を欲しいと思ったのは人生で初めてだった。しかし、30歳の私はさすがに杖をもっていない。痛みで頭が回転しない中、懸命に杖の代わりになるものを考えた。物干し竿は長すぎるし、傘やクイックルワイパーは強度に不安がある。ベビーカーはシルバーカー代わりになりそうだと思ったが、室内で使うのはさすがに気が引ける。そこで閃いたのがゴルフクラブ。

試しに杖代わりにしてみると、案外悪くない。私は真剣だったが、8番アイアンにしがみついて家の中を移動する姿を見て妻は笑っていたし、子供(生後7か月)はなんだか不思議そうにしていた。

翌日(月曜日)に整形外科へ行き腰ベルトと薬をもらった。火曜日の朝には症状は少し収まり杖(8番アイアン)は不要となった。

タイトルにもある通りぎっくり腰だったわけだが、整形外科の先生によると、ぎっくり腰というのは腰の疲労が溜まって、あるラインを超えた時に急に症状が出るようだ。そういえば、症状がでる一週間くらい前から仕事中に腰の痛みを感じることがあった。今思えば、それが体からのサインだったのだろう。
今では症状もすっかり回復したが、自分の体からのサインには耳を傾けたほうがよいことを痛感した。

これが私を救ってくれた8番アイアン

皆様も、ぎっくり腰にはくれぐれもお気をつけください。また、何か杖に変わるものを準備しておくと、もしもの時に役立つかもしれません。

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