見出し画像

失うものと得るもの

私は2015年4月を最後にマラソンのサブスリーをしていない。

あと数ヶ月で丸5年サブスリーランナーでないことになる。その5年間で自分の体に起こったことでいえば、失ったものは走力であり、得たものは体重の増加というところだろう。

今では私は記録の探求にこだわらないジョガーとなったが、一方で走ることへの関わり方や考え方が少し変わった。

昨夜はⓂ︎arvel Track Clubの月例3000mT.Tである「Ⓜ︎TC 3000 #2」を開催した(ハッシュタグ:#mtc3000)。このトラックチームは2020年1月に私が東京の北東部に創設し、毎週1回の練習と毎月1回の3000mT.Tを行なっている。

「Ⓜ︎TC 3000」は1回目の前回が15名、今回は16名に参加していただき、昨夜(2/13)の様子は私が撮影・編集して以下の動画にまとめた。

私は昔に比べて走る時間を減らしているが、その一方では情報を発信すること、写真や動画を撮影・編集する時間を増やし、走力を失ってでもそれと引き換えに「自分がしたいと思うこと」に時間を割いている。

動画編集は、昨年末にスマートフォンをiPhoneに変えたことからひょんと初めてみた(それまでに動画編集の経験は無い)。↑の動画は昨夜の様子で、撮影・編集はiPhoneで完結できるし、90秒の動画であれば約1時間で編集を完了できる。

例えば帰りの電車で1時間乗ることがあれば、または就寝前の1時間を削り出せば、このような動画を、即時に素人の私にも作れる時代がやってきていることを肌で感じている。

動画のクオリティももちろん重要であるが、結婚披露宴の終わりに当日のハイライト動画が上映される需要があるように、イベント動画の即時公開・即時提供はとても有効だと感じる。

これからは、クオリティの高い作品を迅速に制作できる人が重宝されていくと思うし、マラソン大会も練習会も合宿も写真だけでなく動画サービスが主流になっていく可能性もあると思う。

画像1

おかげさまで昨夜の参加者の方々には3000mでの高揚感もさながらに、このような動画や写真を即時に提供できることもあってか、好評をいただいていると感じている。

私は今、5年ぶりのサブ3を念頭に自分のペースでトレーニングをしている。しかし、時には「走りたい」という気持ちを抑えることによって「得られるものがある」ということを今まさに実感している。

サポートをいただける方の存在はとても大きく、それがモチベーションになるので、もっと良い記事を書こうとポジティブになります。