シンガポールと言語

公用語は英語と北京語、つまり日本人が言う中国語です。
広東語を使う人も多いです。

シンガポールは超多民族国家です。
外を歩いているとそれだけで楽しい。

ここで色んな国の様々な人たちと
出会えて本当に良かったと感じました。

実際に生活すると今まで日本しか知らなかった、
いや日本のことすらもよく知らなかった事に気づけます。

ほとんどの人が使うのがシンガポール版英語、
世間でシングイッシュと言われています。
要するに、シンガポール訛りです。

いろいろと評価はありますが、
シンガポール限定で考えるならば便利です。
当然ですね。

そして言葉は国の性格を表すものだと思います。

もし海外転勤が多い家庭の子供さんが
最初に覚える言葉だとしたら、
別の国に行ったときにちょっと困るかも。

シンガポールでしか使えない言いまわしと
癖のある語尾、発音があります。

静岡県出身の人は少し馴染みやすいかも。
語尾に「ラ」が良く付きます。

ひとつシンガポールで大笑いしたことを。

マーライオン。
世界3大ガッカリとして有名なアイツです。

I merlion last night.

普通じゃ意味が分かりません。
ん?と考えて、何故か
口から水をジャバジャバ出している
アイツが鮮明に思い浮かびました。

…。

そう、ゲロを吐くという意味で
使われ親しまれているんです!
自虐ネタの被せ技か!
と初めて聞いたときは大爆笑。

そんなマーライオンですが、
10年ちょい前に場所をちょこっと移して改修され
マリーナベイサンズを見渡せる
素敵な場所に居てあんまり
ガッカリされなくなってます。

話は変わりますが、
言葉ができないとお客さんと
やり取りできないんじゃないかと
心配する板前さんが良くいます。

笑顔と身振り手振り。
ネタの名前は英語で言うより
日本語で言った方が通じます。

そして単語単語でちょっとずつ覚えて
片言でもいいから話そうとすると
お客さんは喜んでくれます。

大丈夫です。

シンガポール人はよく、
自分達の国には文化がない、と言います。

自分はそうは思いません。
シンガポールは知らないものを
受け入れられる、という凄い文化があります。

その結果が今の姿。
東京都と同じような面積なのに
とんでもない経済力。

ほんとにココで仕事ができて良かった。

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