【weekly post】 ヘルスケア領域で狙いたいこと~Oura Ringの感想を添えて~
さて今回は久々に建設を離れてヘルスケア領域について書いていこうと思います。
再掲になりますが今月のweekly postの予定になります。
5日週:建設領域8月の調達@ 米国
12日週:建設領域8月の調達@ 欧州
19日週:oura ringレビューに絡めてヘルスケア系(←今回)
26日週:建設領域8月の調達@ 東南アジア
weekly postはほぼほぼ建設系のnoteばかりあげてるんですが、引き続きTwitterDMからは建設領域以外の起業家さんからもご連絡をいただいてまして(むしろ建設系の人にまだほぼほぼお会いできてない....)領域特化みたいなイメージになってなくてよかったなぁと思っています。
今後も建設領域は多めに発信していこうと思いますが、特に建設特化というわけでは全くなく、かなり幅広にやってますので、もしよろしければTwitterDMからご連絡いただければと思います。
ってわけで、今回は建設同様、やっていきたい領域の1つであるヘルスケア領域について、遅ればせながらOura ringを購入して、そろそろ1ヶ月ほど経つ?ので、その話も含めて、どんなことをしていきたいのかなど書ければと思います。
Oura ringとは
きっと皆さんすでにご存知だと思いますし、今更感満載なので簡単にご紹介するだけにしようと思います。
もしご興味おありの方はこちらからサイトに行ってみてください
企業名:Oura Health Ltd.
所在国:フィンランド
創業年:2013年
ステージ:シリーズC(2021/5)
累計資金調達額:$148.3M
国内で有名になったのは、日本語対応をしたりOne Capitalの出資リリースが出たあたりのタイミングだったように感じます。
その他にも投資家の中にはDell創設者であるマイケル・デルやその家族の資産管理を行うMSD Capitalやクレカ決済やタブレットPOSのSquare、シンガポール政府の投資会社Temasek Holdingsも入っており、One Capitalが参加されたシリーズCには、国内製薬大手のエーザイも参加しています。
事業としては、睡眠に関するデータのトラッキングを行う指輪型のデバイスと連携させるスマホアプリの開発を行なっています。
Oura ringを使ってみて
商品が手元に届くまで
購入自体は割高でも良ければAmazonでも購入できますが、今回は公式HPから購入しました。
購入フロー的には
HPで注文→フィッティング→サイズ決定→商品発送
といったような感じで、キットが届いて、事前にフィッティングできるようになっています。(しないで買うこともできますが、した方がいいと思います。皆さん書いてますけど...)
キットはこんな感じでDHLで発送されて、国内は佐川急便が持ってきてくれるような感じでした。
僕は左手人差し指で使う予定で、9 or 10号のどちらかだなということで、両方を試し、できるだけ早めに使い始めたかったこともあり、就寝時は左右に9号、10号両方をつけて試し、結果9号だと関節に引っかかって取るのにやや苦戦したため、若干緩い10号にしました。
サイズを自分のアカウントで入力するとまた数日後に今度は商品が到着
モデルはHeritageのBlackにしました。
一応Blackなんですがシルバーだと言われてもそこまで違和感がない感じの光沢があります。
セットアップ
商品が到着したらiOS appをDLしてセットアップをしていきます。
(一部もしかするとスクショし忘れたものがあるかもしれないのと、順番を忘れたので順番は正しくないかもしれません。)
僕自身の平均的なデータなどを把握するために2週間くらい表示されない数値もあるんですが一通り終わるとこんな感じで表示されるようになります。(確か、体表温だけで少し時間がたたないと出てこない)
画面録画したので、google drive経由ですみません....(ちょうどこのnoteを書いていたときのスクショになります。)
で、週間レポートもこんな感じで表示されます。
oura ringを使って何が変わったか
正直現時点で何か変わったことがあるかと聞かれれば、毎朝oura ringのappを開くようになったことくらい。
"くらい"と書いてますが、これって本来的にはすごいことだと思っています。めちゃくちゃ有名なアプリだったとしても、毎日開いてもらえるものってそんなに多くないんじゃないかと思っていて、開く頻度の大小はあれど、他に毎日開かれてるアプリってSNS(Twitter、Instagram、Facebook)くらいかなと思うので、そのうちの1つに入るのは純粋にすごいなと思います。
一方で、データをみて何か大きな行動変化が起きたかといえば、若干寝る時間は意識し始めたというくらいで、運動が足りてないと言われても、特にそれによって運動をすることがあったわけでもないし、そもそも「今日はコンディションがいいよ」と言われても。体感値がそうでもないってことの方が多くて、何がずれてるんだろうか??となっているのが現状という感じです。もう少し使い続けてどんな変化があるかみていこうと思っています。(そもそもレコメンドされてるくらいアクティビティをやっていくと体調がどう変わっていくのかも試してみないといけない...)
たまにレビューなどでも書かれているapple watchをやめてoura ringにするような件については、僕個人は結局両方使っているという感じです。
理由は決済の手軽さを考えるとapple watchの存在価値がまだ僕の中では高かったからという感じです。
ヘルスケア領域で目指していきたい未来
ヘルスケア領域でと書いたのですが、個人的な定義でしかないのですが、ヘルスケアとメディカルという言葉の使い分けをしています。
あくまでも個人的な切り分けなのでアレですが、ヘルスケアは1と4の部分を示してるイメージです。
主に今回は1の部分についてと思っています。
めちゃくちゃ簡潔に目指していきたい未来を書くと「努力をできるだけせずに、健康であり続けられる」状態を目指したいなと思っています。
日本の平均寿命は2021年WHO発表で女性86.9歳、男性81.5歳、男女平均では84.3歳で世界1位、自立した生活ができる期間を示す健康寿命は女性で75.5歳、男性で72.6歳となっています。
日本に限った話ではありませんが、比較的寿命の長い国を見ていくと平均寿命と健康寿命に10年程度の乖離があります。
ワシントン大学健康指標評価研究所の調べによると、健康寿命を縮めている主な原因は、不健康な食生活、高血圧、喫煙、糖尿病が上位を占めており、加齢による致し方ない部分もあるでしょうけれど、早いタイミングから手を打っておければ長くできる可能性がありそうな原因たちなのではないかと思っています。
では、そのために健康維持活動に時間を大量に投下できるかといえば、投資した時間に対してどれほどのリターンがあるかもわからないし、年齢ごとに、その時しかできないことがある(若ければ海外旅行に行ったり、もし仕事が好きで頑張りたいなら多少無理して仕事するのもそうだろうし、家族がいれば家族と過ごせる時間も有限だし、特に子どもと過ごす時間なんかは凄まじいスピードで過ぎ去ってしまうんだろうとか考えると、健康のこととか考えてる余裕はないのではないかと....)中でどれほど健康のことを考えれるか、考えた上で不確実な未来のため実際に時間をかけ、場合によっては好きなものを我慢できるかと言われれば、割とハードルが高いなと個人的には思っています。(数ヶ月前にジムに課金したけど、結局ほとんど行ってない....出張がまとまってあったとか、雨がそこそこ降ったとか言い訳だけしておく...)
となった時に、できるかぎり自分の時間を使わず、許容できる努力だけをして、健康維持活動をできるってのが理想なのではないかと思っていて、こんな感じのができたらとても理想的だなと思っています。
すでに、健康診断などでは年一回比較的様々な項目をチェックしていますし、最近ではapple watchやoura ringなど様々なウェアラブルデバイスで高頻度かつリアルタイムなデータ取得ができるようになっています。
また、安価に受けることが可能な検査(DNA検査など)も増えており、かつてに比べ素材として使えるデータはたくさん出てきているのではないかと思います。
対処法のデータについては、アカデミアの領域かもしれませんが、研究が進んでいることもあるはずで、それらを組み合わせて、最適な行動を提案、加えて、最適なものが必ずしも実行可能ではないことも多いと思うので、許容できること、できないことをその時々で入れてやれば、修正ませ行ってくれるような形になれば、無理せずできる範囲で健康状態を維持できるのではないか。しかも、比較的今のテクノロジーを活用することで比較的安価に提供できるのではないかと思っていて、これを一気にまとめてできるようになるには時間がかかるかもしれないですが、1つずつステップアップすることで最終的にこういう状態を創れたらいいなと思っています。
あくまでもかなり素人的な目線で書いてるので、難しいこともたくさんあると思いますが、ぜひ同じような方向性だったり、もっと飛躍的に改善できる未来を考えてるぞ!って方は、ぜひディスカッションさせていただけると嬉しいです!
今回は短くなるかなと思ったのですが思いのほか長くなってしまいました。
今回も最後まで読んでくださりありがとうございました。
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事業領域も幅広にお待ちしてます!(建設以外ももちろん大丈夫です!)
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