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おみくじの平と微笑むふたりかな

「ひらめく!作れる!俳句ドリル」より、お正月の神社の写真に写っているもので一句。
プレバト!のような、兼題写真というものです、おそらく。
「プレバトみたいやな~」と、そのまんまの感じでわくわくしました笑。
これまでのドリルとは違い、制限がゆるい分、句材を定めるところからですし。

月次ですが、おみくじを使わせてもらい、今年のお正月の出来事を詠みました。
だんなさんのおみくじ、「平」だったんですね。
はじめてひいたおみくじの結果に、「へい??」と二人で吹き出してしまいました。
全国でも「平」が入っているおみくじを扱っている神社ってあまりないそうなんです。

助詞を「に」にするか「と」にするか迷いました。
新20週俳句入門には「完了を詠むと、発端・継続までイメージされる」みたいなことが書かれてあったので、最終的に「と」で決めました。

「と」で並べると、おみくじと二人を見ている視点になりますから、神様視点っぽくなりませんかね。お正月っぽく。
あと、「と」にすることで、「平」の存在感が増して、少なくとも「二人」と同等くらいになって、おみくじの結果だけでなく、「平和・平穏・平安」みたいなイメージに広がっていってる感じが、個人的にはしてます。

それが合っているかどうかは別として、助詞にこだわってみるのはいつも楽しい実験になりますね。


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