ラメ入り 吉川静流

どうも〜

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最近の記事

遠ざかるカルボナーラ

私は最近スパゲッティに興味がある。 以前よりもご飯としてスパゲッティを食べたくなることが増えた。 たまにスパゲッティ屋でバイトするようになったからかもしれない。 以前はスパゲッティといえば、カルボナーラにしか興味がなく、人からスパゲッティを食べようと誘われても、カルボナーラ一択だった。 しかし、興味が出てきてよくスパゲッティ屋に行くことが増えた今、メニューを選ぶ時に「まあカルボナーラは普通すぎるし、せっかく外食してるから違うのにしようかな」と思ってしまうようになった。

    • 私の秘めた可能性

      例えば、薬局で買い物をしている時。 私は今、売られているシャンプーを勝手に開けて頭を洗うことができてしまう。 また、カフェにいる時も。 私は今、隣の人のコーヒーの中に私が飲んでる抹茶ラテを注ぐことができる。 絶対にしないけど、私はそんなことをする可能性を秘めているのかと思うと怖くなる。 そんなことをすると、絶対に怒られる。 大好きなガチャガチャを回すこともできなくなるし、来週の新しいメガネを買いに行く予定もなくなるだろう。 分かっているけどやろうと思えばできる。

      • もうちょいオーラ抑えて〜

        私は新しい靴を履いて、外へ出るのが苦手だ。 涼しい表情で、地味な格好をしているのに、 足元だけが「さ!今日も頑張っちゃうぞ〜!イェイ!イェ〜イ!」的なオーラを纏っている。 あまりにも足元がフレッシュすぎる。 足元にはもう少し落ち着いて、私と同じテンションでいてもらいたいのに。 そんなオーラが大人の私にまとわりつくと、 “マヌケさ”が出てしまう。 隠しきれない張り切ってる感みたいなものが、私のマヌケ度合いを加速させていく。 そんな新しい靴に対して、 「“イェイ!イェ〜イ

        • 鼻毛出てんのに笑うな

          鼻毛が出ているのに笑っている人がいる。 優しい人ほど鼻毛を出しながら笑っている。 ごつめの束を出して。 教えてあげたいけど、言うとしても気まずすぎるし、分かって出しているかもしれないので言えない。 笑顔から出た鼻毛、真顔から出た鼻毛、驚いた顔から出た鼻毛…。 色んな表情の鼻毛が私の前に飛び出してくる。 そして問題は家に帰った後。 何をしている時も、 その人の笑顔と、笑うたびにさっきより顔を見せる鼻毛の束が、瞼の裏にこびりついている。 ドラマを見ていても、読書していて

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