【詩】僕は爆弾魔
僕はただの平凡な少年だけど
みんな僕が爆弾魔ってことを
誰も知らない
仕事でミスした僕を
蔑んだ目で見る先輩たち
自身に対するイライラを
舌打ちという形で
僕に投げつける家族
哀れな、
それでいて他人事と思っている
その他もろもろの人々の瞳
人は平気で僕を傷つけるんだ
もう僕をそんな目で見ないでくれ...
僕が散々投げつけられた
億千の包丁やカッターは、
僕の心臓に深く深く突き刺さる
勝手に溜まっていった悪玉は
もうそろそろシャバの空気を吸いに行く
僕は、爆弾魔だ。
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