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ブライトンで見た海外のLGBT

皆さんはLGBTという言葉を聞いたことがありますか?

最近はLGBTQとも呼ばれていますが、簡単に言うとセクシュアル・マイノリティ(性的少数者)の総称です。

L レズ
G ゲイ
B バイセクシャル
T トランスジェンダー
を指しています。

簡単に4つの種類に分けていますが、「身体の性」「心の性」「好きになる性」など様々な要素を踏まえるとより複雑で多くのものに分かれます。人の心に関することなので複雑なのは当然でしょうね。

私は大学時代、日本国内の同性婚にスポットを当てこのLGBTについて学び論文を書いたこともありました。

その中で留学中にブライトンという町に一泊の旅行をした際に、偶然LGBTプライドというパレードを行う時期と重なり海外のLGBTに対する反応を見る機会を得ました。

ちなみにブライトンはイギリス南東部に位置する町で、日本でいう湘南や藤沢に近い雰囲気です。最近はブレイディみかこさんの著書「ぼくはイエローでホワイトで、ちょっとブルー」の舞台としての知名度が高いのではないかと思います。


さて、僕は大学時代の研究から日本ではLGBTに対する政策を行なおうとしながらも受け入れる環境が整っていないのかなと感じていました。

その上で海外の反応を見れることはとても貴重でした。

日本でもLGBTプライドは行われていますが、ただやかましいだけという意見をよく聞きます。僕自身はまだ日本のものに参加したことがないため直接見たいと思っています。

ブライトンでの町の様子は、至る所にLGBTを象徴するレインボーカラーの装飾がされており、町全体でイベントを作っているという印象でした。

パレードというよりは、多くのLGBTカップルが楽しそうに町中を歩いているといった感じでした。

ですが、いくらLGBTといっても日本だとそういうことも容易にできないだろうなと思いました。いずれにしても楽しそうにしているカップルを見るとこっちまで幸せになりました。

愛する者同士がお互いを思いやり幸せそうにしていることの慈しみは性別なんて関係ないんだなと感じさせられました。

僕の恋愛対象は女性ですが、自分にとって普通なそれがもしも異質なもの変わったものとして目を向けられるとしたらとても辛いと思いました。本質は何も変わらないのに。

イギリスと言えばバスが有名ですが、レインボーカラーに塗装されたバスが普段から走っています。また、このようなプライド期間ではなくてもよく街中でLGBTカップルを目にすることはありましたし、周りも特に気に留めるような感じもありませんでした。

僕がLGBTについて研究を始めたことは、友人のカミングアウトがきっかけでした。その友人はやはりなかなか自分の本心を伝えることができないと言っていました。

LGBTプライドの内容についての比較は今後僕が国内のものに参加しないと始まりませんが、受け入れる雰囲気は全く違うと知りました。

この環境が少しでも好転するよう、僕自身も手の届く範囲からなぜ受け入れることが必要なのかを広めることが必要だと感じます。

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