IPアドレス~インターネット応用(2024.06.03)
参考書
IPアドレス
IPアドレス
Internet Protocol Address
ネットワークに接続している「コンピュータ」を識別するための番号
最終的な通信相手を特定する番号
ネットワーク上の住所(コンピュータの場所)を示す値
数値とピリオドで構成される
IPアドレスは、世界中で重複のない、唯一の値であることが必要
アメリカにある「ICAN」という管理団体が管理している
ポート番号とMACアドレス
IPアドレスだけでは、通信相手を特定することはできない
IPアドレスを使うと、インターネット上で1台のコンピュータを特定は可能
実際に通信するには、「ポート番号」と「MACアドレス」が必要
ポート番号
アプリケーションソフトウェアごとに割り当てられる「情報の出入口を示す値」
アプリケーションソフトウェアの例
ブラウザ
メールソフト
コンピュータを特定しただけでは、コンピュータ上で動いているどのアプリケーションソフトウェアと通信すればよいかわからない
そこで必要になるのがポート番号
ポート番号使って、通信相手となるアプリケーションソフトウェアを特定する。
MACアドレス
ネットワーク機器ごとに割り当てられる固有の宛先
コンピュータ(ルータやサーバを含む)を識別する番号
次の通信相手を特定する番号
データが、IPアドレスの指す最終的なコンピュータにたどり着くまでには、ルーターなどのたくさんの中継点となるネットワーク機器を経由する。
これらの中継地点となるネットワーク機器を識別するための番号がMACアドレス
MACアドレスを構成コード
MACアドレスは、「ベンダーID」と「固有製造番号」の2つのコードで構成される
ベンダーID
ネットワーク機器メーカに割り当てられたコード固有製造番号
各メーカが自社の製品に割り当てた一意のコードMACアドレスは、48ビットで表される
前半24ビットがベンダーID、後半24ビットが固有製造番号となる
通常は16進数で表現されることの方が多い
サブネットマスク
ネットワーク部とホスト部
IPアドレスはネットワーク部とホスト部という2つのパートで構成されている
2進数で表すと32桁
ネットワーク部
宛先となるコンピュータが所属するネットワークを示すホスト部
コンピュータのアドレスを示すホスト
IPアドレスが割り振られたコンピュータのこと
サブネットマスク
ネットワーク部とホスト部を区別するための番号
32桁のIPアドレス全体のうち、どこからどこまでがネットワーク部で、どこからどこまでがホスト部なのかは、サブネットマスクによって決まる。
ネットワーク部を「1」、ホスト部を「0」で表す
アドレスプレフィックス表記法
IPアドレスに含まれるネットワーク部の桁数を表す方法
IPアドレスに毎回サブネットマスクを併記するのは煩雑なため、採用された
この表記法では、IPアドレスの末尾に「/」(スラッシュ)を追加して、ネットワーク部の桁数(サブネットマスク)を表記する。
プレフィックス(prefix)とは、「接頭辞」という意味、IPアドレスの「先頭から」何桁がネットワーク部であるかを表す
ネットワークアドレスとブロードキャストアドレス
実際にネットワークに接続できるコンピュータの数(利用できるIPアドレスの数)が、理論値よりも2台分少ない
IPアドレスの中に特別な働きをする2つのアドレスがあるため
ネットワークアドレス
ホスト部がすべて「0」のIPアドレス
LANを識別する番号として使われる
ブロードキャストアドレス
ホスト部がすべて「1」のIPアドレス
同一ネットワーク内にあるすべてのホストにデータを送信するときに使われる
上記の2つのIPアドレスが事前に用途が決められているため、理論値よりも2つ少ない
グローバルIPアドレスとプライベートIPアドレス
IPv6
IPv4は32桁の2進数(32ビット)で構成されていて、アドレスの総数は約43億個(2の32乗)
現在、携帯電話だけでも80億台あるといわれており、IPアドレスが枯渇している
IPアドレス枯渇問題を解消するために登場したのがIPv6
IPv6のアドレス総数の表記法
128桁の2進数(128ビット)で構成されている
16ビットごとに「:」(コロン)で区切って16進数で表す
ちなみに、IPv4→8ビットごとに「.」(ピリオド)で区切って10進数で表す
グローバルIPアドレスとプライベートIPアドレス
IPv4のIPアドレスは、大きく次の2つに分類できる
グローバルIPアドレス
インターネットに接続するコンピュータに割り当てられる、世界で唯一(一意)のIPアドレスプライベートIPアドレス
インターネットに直接は接続しないコンピュータに割り当てられる、LAN内だけで使うIPアドレスプライベートIPアドレスだけでは、インターネットに接続できないため、事前にグローバルIPアドレスを取得する必要がある
グローバルIPアドレスを取得する方法
「ルーター」に割り当てられているグローバルIPアドレスを一時的に借りて、インターネットに接続する
NAT
Network Address Translation
プライベートIPアドレスをグローバルIPアドレスへ変換する技術のこと
IPv4では、アドレスが43億個しかないため、すべてのコンピュータにグローバルIPアドレスを割り当てることができない
NATの技術を使って、インターネットへの接続が必要ないときはプライベートIPアドレス使い、必要になったときのみ、グローバルIPアドレスに変換することでIPv4の不足問題を解消している
NAPT
Network Address Port Translation
複数のプライベートIPアドレスを、1つのグローバルIPアドレスに変換する技術
NAPTを利用すると、プライベートIPアドレス持つ複数のコンピュータが同時にインターネットにアクセスできる
NATは、1つのプライベートIPアドレスを1つのグローバルIPアドレスに変換することしかできない
DHCP
Dynamic Host Configuration Protocol
IPアドレスを各コンピュータに自動的に割り当てるプロトコル
DHCPの役割
LAN内にある他のコンピュータのIPアドレスを自動的に調査し、値が重複しないようにIPアドレスを管理してくれる
進捗
68 / 97 (70%)
6月4日は用事があり、勉強ができない可能性があったので、2日分まとめて6月3日にやりました!
今日は、6月3日にやった半分のみの投稿です。
残りの半分は明日投稿します!
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