計算式の表し方~AI(人工知能)(2024.05.19)
計算式の表し方
下記の3種類がある
1 中置記法(ちゅうちほう)
2 前置記法(ポーランド表記法)
3 後置記法(逆ポーランド表記法)
中置記法
数字の間に「+」や「-」などの演算子を置く表記法
例)1 + 2
日常生活で使うのはこれ
前置記法
ポーランド表記法とも呼ばれる。
数字の前に「+」や「-」などの演算子を置く表記法
数と数をスペースで区切る
計算の優先順位が高い演算子から前に出す
ゆえに、複数の演算子が並んだ場合、右から順に計算していく。
演算子の優先順位は、通常の四則演算と同じ
前置記法を用いると、数式に括弧を付ける必要がなくなる
例)+ 1 2
後置記法
逆ポーランド表記法とも呼ばれる
数字の後ろに「+」や「-」などの演算子を置く表記法
表記ルールは演算子を後ろに置くこと以外、前置記法と同じ
例)1 2 +
試験に出る部分
後置記法(逆ポーランド表記法)が出題される
逆ポーランド表記法とコンピュータ
コンピュータの内部では、逆ポーランド表記法が使われている
逆ポーランド表記法とスタックの仕組みを組み合わせて計算を行っている。
「スタックにデータを積む (PUSH) 操作」、「スタックからデータを下ろす (POP) 操作」、「二つのオペランド間の演算」の3つだけでプログラムを書くことができるため、使用されている。
オートマトン
モデル化
現実世界にある複雑なモノを単純化してわかりやすくすること
単純化したものを「モデル」という
基本情報では、全体を通して「モデル」と「モデル化」の2つの用語が頻繁に登場する。
オートマトン
機能を「入力」、「状態」、「出力」の3つで表すシステムのモデル
ギリシャ語で、「自らの意思で動くもの」という意味
自動販売機を例に考えると、以下のとおり
入力 → 自動販売機に入れるお金
状態 → 入れたお金の合計金額
出力 → 自動販売機から出てくる商品
状態遷移
オートマトンにおける状態は、時間や動作によって、初期状態からいくつかの状態を遷移して、最終的な状態に行き着く。
この最終的な状態を「受理状態」という。
図示すると以下のとおり
初期状態 → 状態△ → 状態■ → 受理状態状態遷移の一連の流れを表化したものが状態遷移表
状態遷移の一連の流れを表化したものが状態遷移図
状態遷移表
状態の変化を示す表状態遷移図
状態の変化を示す図
試験に出る部分
基本情報では、「状態遷移表」もしくは「状態遷移図」が示され、オートマトンの最終的な状態(受理状態)が何になるか問われる。
進捗
17 / 97 (17%)
1項目多くやれたので、今日の学習で進捗を取り戻せるように頑張る。
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