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【キルに頼らないガチホコ攻略】第2回 ホコ持ち完全攻略(前半)【スプラトゥーン2】

💡この記事はこんな人におススメです
・対面が苦手でキルが取れない
・ホコを持っても何をすればいいかわからない
・いくら相手をキルしても味方がホコを進めてくれない
・ガチホコをより深く理解したい

このブログでは、全5回(予定)に分けて、読んでくださったあなたが自信をもってホコ持ちができ、ガチホコバトルがより楽しくなる情報を余すところなく公開していきます。

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第1回 初動完全攻略

第2回はホコ持ちに関して解説していきます。
長くなってしまったので、今回は前半としてホコの性能ホコを持つタイミングに関して説明していきます。
後半はホコを持ったプレイヤーがやるべきことに関して解説する予定です。
この記事を読み終わった時、ホコが持ちたくて仕方なくなることでしょう。

1.ガチホコの基本情報

ホコを持つタイミングやルート選びなど、ホコ持ちには覚えなければいけないポイントが多くあります。
しかし、ガチホコも一つのブキである限り、一番大事なのは「ガチホコはどういうブキなのか」を正確に理解することです。

a.ガチホコの移動速度

ガチホコを持つと普段より移動速度が下がります。
しかし、移動速度の減少量はブキの種類によって異なります。
図1にホコを持った時の移動速度を記します。

図1 ホコを持った時の移動速度

中量ブキ、重量ブキはホコを持った時の移動速度は同じですが、軽量ブキだけはホコを持った時に速く移動することができます
図2に軽量ブキ一覧を示します。

図2 軽量ブキ一覧

これらのブキはホコを持った時に移動速度が速く、ホコ持ちに適したブキだと言えます。
特に、第1回でも紹介しましたが、この中でボールドマーカー、ノヴァブラスター、クラッシュブラスター、パブロ、14式竹筒銃、スパッタリーはホコ割り速度が速く、特にホコ持ちに適したブキと言えるでしょう。

また、重量ブキは他のブキと比べ、ホコを持った時の速度の減少量が一番小さく、ホコを持った時のデメリットが小さいとも言えます。
詳しくは3章で書きますが、場合によっては重量ブキがホコを持つことが最適になることもあります。

b.ホコショットの性能

ホコショットの性能を図3に示します。

図3 ホコショットの性能

ホコショットの直撃範囲(水平射撃)は試し打ちライン5本分であり、5.2本分のハイドラント、スプラチャージャーより若干短いです。
しかし、近爆風(180ダメージ)の半径がライン1本分あるため、爆風まで含めるとライン6本分となり、6.2本分のリッター4Kより若干短い射程となり、ほとんどのブキに対して射程有利で戦うことができます

また、直撃が60ダメージ、遠爆風が40ダメージなため、直撃2回、もしくは直撃+遠爆風で相手を倒すことができます。
ジェットパックや金網上の敵は爆風が当てづらく不利になりますが、直撃2回で倒せることを覚えておくと役に立つことがありますので覚えておきましょう。


c.その他ホコを持ったときに起こること

ガチホコを持つと、持っているプレイヤーの場所にマーカーが表示されるため、敵、味方共に常時ホコを持っているプレイヤーの位置を確認できるようになります。
ただし、ダメージ30%以下でイカセンプクの状態では敵のプレイ画面、マップ画面にマーカーが表示されなくなります
ホコを持っているプレイヤーを見失ってしまった場合は、画面上部のカウントマーカーから居場所を推測して探しましょう。

図4 カウントマーカー

また、味方のプレイヤーの誰かがホコを持っている場合、全ての相手プレイヤーのスペシャルゲージが毎秒3ポイントたまります。
ホコを持てる時間は最大60秒ですが、その間相手のスペシャルゲージは一切塗りを行わなくても180ポイントたまることになり、ほぼ全てのスペシャルが使えるようになります。
特に理由もなく、無駄にホコを持つ時間を長引かせるプレイングは負け筋につながるので避けたほうがいいでしょう。

2.ホコを持つべきタイミング

1.c.でも書きましたが、特に理由もなく無駄にホコを持っても不利になるだけです。
以下にホコを持つべきタイミングを羅列します。

a. 全ての敵の位置を把握しており、全ての敵を味方が対面している、もしくは味方が対面しに行こうとしている
b. 全ての敵の位置を把握しており、自分が進もうと思っているルートに敵がいない
c. 全ての敵の位置は把握できていないが、敵がセンプクしている場所の目星がついている(釣り)
d. チーム内でホコショット以外でキルが困難な場所に敵がいる
e. 今ホコがある場所から少しだけ進めばカウントリードできる
f. ホコをその場所から移動させたくない
g. ホコを水没、落下させて中央に戻したい
h. カウントリードしており、試合の残り時間が23秒以下であり、近くに敵がいない

基本的に上に行くほど使用頻度が高く、重要度が高くなります。
それぞれに関して詳しく記載します。

a.全ての敵の位置を把握しており、全ての敵を味方が対面している、もしくは味方が対面しに行こうとしている

ホコを持つタイミングとして一番多いのがこの状況になります。
敵全員が誰かと対面している(=ホコを防衛できない)状態であり、基本的には人数有利になった瞬間にこの状態になる場合が多いです。
また、誰も対面してなくフリーであり、ホコを防衛できる敵がいたとしても、味方が裏どりを行っていて、数秒後にその敵に圧力をかけられることがわかっている場合もこのパターンに該当します。
一番カウントを進めやすい状況なので、この状況を見逃さず、すぐにホコを持てるように注意しましょう。

b.全ての敵の位置を把握しており、自分が進もうと思っているルートに敵がいない

こちらもaと同じくカウントが進みやすい状況になります。
多いパターンとしては
・敵が一人デスしており、味方二人が敵二人と対面しており、ホコルートと関係ない場所で味方が「やられた」を押している
・敵一人が裏どりを狙っており、味方三人が敵三人と対面している
特に下のパターンは防衛側の人数不利な状況が長く続いてしまい、気づくのが遅れると一気にノックアウトされてしまいます。
自分が裏どりを狙う場合はいつでも防衛に戻れるように意識しましょう。

c. 全ての敵の位置は把握できていないが、敵がセンプクしている場所の目星がついている(釣り)

ホコではステージごとに、防衛に有利なポジション、センプクが刺さりやすいポジションが存在します。
そのポジションを覚えることで相手のホコを止めやすくなるだけではなく、敵のセンプクして居そうな場所の目星をつけることができます。
ホコを持ったプレイヤーは、その場所に対してホコショット、もしくは釣りの2つのアプローチをとることができます。
釣りに関しては詳しくは第3回で解説します。

図5 この裏によくいる

d. チーム内でホコショット以外でキルが困難な場所に敵がいる

味方の射程が全体的に短く、敵の長射程ブキが高台に陣取っている場合、長射程ブキがフリー状態となっているため、ホコの進行を止めることが容易になってしまいます。
そこでホコショットを使うことによって、長射程ブキに圧力をかけることが必要となってきます。
1.b.にも書いた通り、ホコのフルチャージの射程はリッター4Kとほぼ同じであり、ほとんどのブキに圧力をかけることが可能になります。
ただし1.c.に前述したとおり、ホコを持ち続けると相手のスペシャルゲージが溜まり不利になってしまうため、ホコショットで敵を倒す事ではなく、ホコショットで敵をどかしてホコを進めるための隙を作る事を目的にすることがいいでしょう。

e. 今ホコがある場所から少しだけ進めばカウントリードできる

味方がホコを持って進んでいたが、あと少しでリード出来る位置で位置でデスしてしまった、そんな状況になる場合は多いです。
そういう場合は、すぐデスすると分かっていても、無理やりにでもホコを持ちに行くべきです。
ガチホコは1カウントでも多く進めた側が勝つルールです。
また、リードしている側は有利なポジションからホコを防衛することができるので、常にカウントリードしている状況を狙うべきです。
であれば、少しでもリードできる可能性がある場合は無理にでもホコを持ちに行くことが正解になります。

f. ホコをその場所から移動させたくない

ホコを移動させたくない状況を以下に羅列します。
・あと少しでカウントリードできる場合
・ホコの位置が攻めに適した位置の場合
・ホコの位置が守りに適した位置の場合
・自分以外が全員デスしており、敵にホコを持たれると大きくカウントを取られてしまう場合
特に、自陣のリスポーンの前を通らなければ行けないような、敵がホコを取ることが非常に困難な位置でデスした場合は、その場所を維持し続けるだけで勝ちが確定する場面も多いので、ホコが中央に戻ることを阻止するためにホコ持ちをおこなう事が非常に重要になってきます。

図6 攻めも守りも適したポジション

g. ホコを水没、落下させて中央に戻したい

自分はあまりお勧めはしませんが、ステージによってはホコを持って水没、落下することによりホコを中央に戻すことが効果的に働く場面があります。
相手の攻めの継続を断つという点では非常に強力ですが、自分がデスして復帰するまでの間、防衛が味方任せになってしまうので注意が必要です。

図7 中央に戻したい場所

hに関しては小ネタの要素も強いので、詳しくは巻末にて説明します。

3.ホコを持つべきプレイヤー

結論から言うと、あなたが持ってください。
「誰かがホコ持つだろう」はガチマッチでは通用せず、味方がホコを持つのを待っている間に、ベストなタイミングは過ぎ去ってしまいます。
その前提を頭に入れたうえで、以下を意識すると他の行動との優先度がつけやすいです。
・ホコより後ろにいて、一番近いプレイヤー
・軽量ブキ
・速度系ギアを多くつけている
・イカニンジャをつけていない
・編成的に、攻めのタイミングで敵に圧力をかけづらく、役割が薄いブキ
ただ、繰り返しになりますが、ベストなタイミングで自分でホコを持つ、他人任せにしないという心持ちがガチマッチにおいて勝率をあげるために最も重要になってくるのを忘れないでください。

4. まとめ

今回も長くなってしまいましたが、まとめとしては
・ガチホコの性質を覚える
・無意味にガチホコを持たない
・味方任せにせず自分で持つ

という事になります。

最後まで読んでくださって本当にありがとうございました。
次回は「自分がホコを持った後の動き」について書いていこうかと思いますので、次回も読んでくださると幸いです。
最後に、この記事を読んでくださった皆様の勝率が少しでも上がりますように、心からお祈りしております。

5.リンク

参考資料

ガチホコの威力

ホコを持った時の挙動

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6.投げ銭コラム リードしている状態で試合時間が23秒を切った場合

こちらに関しては配信でも何回も話している内容になりますので、投げ銭したい方だけ購入していただけると幸いです。

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