これからの安定職に必要なのは・・・

安定職と聞いて何をイメージしますか?

一般的には大企業であったり、大きな資本を持っている組織に属すっていうイメージがあると思います。

つまり、自分が属している先がどこなのか?

それが安定職かどうかの見極めでした。

しかし、今そういった職業の形も大きく変わりつつあります。
テレワークの推進などで、属している先が場所ではなくて、ネットワーク、コミュニティの中になってきたということも理由のひとつです。

徐々にどこか一つに属することで安定を得る、という考え方が合わなくなってきました。

それはなぜか・・・?

エネルギーの根源が変わったからなのではないかと思います。

これまでの時代はある意味、物質的な豊さが求められていました。

物です。物が無かった。だから、たくさんの人が集まって、物を作りやすい環境を作った。それが国家体制や会社という体制の根本です。

ひとつのところに人、物を集めた方が効率的です。

だから、安定していた訳です。

物の供給に価値があり、そこに値段がついて、資本主義経済がエネルギーを持ちます。

必然的に、その活動が出来る土地も価値を持つので、土地に価値が生まれます。
不動産という価値も生まれました。

土地⇒物⇒お金、という具合に実体に数字の価値をつけ、資本主義が成長しました。

しかし、お金(数字)は無限ですが、実体は有限です。
いつかは終わりが来ます。

実体に価値を付けまくり、世界中を席巻した資本主義も終わりを迎えました。

それが2020年の出来事だったと思います。

これは一つのエネルギーが役割を終えたことを意味します。

資本主義というエネルギー。

それは基本的に物質がエネルギーの根源という前提がありました。

それが、終わったのです。

これから新しい時代。

わたしたちはエネルギーの根源、価値の根源に何を置くのでしょう?

それも段々、見えてきたように思います。

一般的にも物質的な豊さから精神的な豊さへシフトする、というようなことはよく言われるようになりました。

精神的な豊さって・・・?

今はまだ、ぼやっとしていて何となくのイメージしか見えないけど、もっとこれを明確に言葉にすると

精神がエネルギーの根源に変わっていくということです。

でも、まだそのことがよくわからない、実感できないというのが、現時点での意識なんだと思います。

このことを考える上で必要になる科学的背景は何と言っても、量子力学

量子力学はもう100年も前からある、れっきとした物理学です。
物を観察し、実験を重ね、出てきた経験論なんです。

そこで出てきた物理現象・・・この世界は観察者の存在抜きでは存在しえない。

観察というある意味、無意識な行為が物質を生み出す根本なのかも?

量子力学の出した答えから、世界を構築すると、そうとしか考えられない訳です。

その観察を精神とみると、観察精神という概念が生まれて、それがエネルギーの根源となっていく。

そういった文脈からフリーエネルギーという概念も生まれてくる。

まだ、信じられないけど、今起きている、革命的な進化の方向はこちらの方なのです。

そう考えて、本日の本題・・・これからの安定職・・・

このエネルギーを意識しているか、いないか?

そういうことです。

安定職という職種は無くなり、自分自身の中に精神のフリーエネルギーを見出せるか?その状態を維持出来るかが安定職の鍵になりそうです。

現行のスピリチュアリティも、きっと言いたいのはそういうことなんだと思います。

この変化はあまりにも強烈で、頭でわかっても、腹に落ちるのは難しいかも知れません。

だから、分かろうとするより、実践したほうがいい訳です。

量子力学がそうであるように、なぜか分からないけど、そうなる。

だから、分かった人から、変わっていく。

わかった人から、安定職へ向かっていく。

そんな時代になっていくんだと思います。