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自分であることが仕事

これからは自分であることが仕事のような形になると思います。
いや、もう既になっているのかも知れません。

個人個人の興味関心はどんどん細分化されます。
一昔前のマスへ向けたコンテンツはどんどん少なくなり、若年層は自分の好きな世界、コンテンツ、コミュニティに関心を向けています。

誰からも評価されるような形は求められなくなり、ある箇所に特化した、尖った魅力が大事になりました。

そういう尖ったものは、出してみるまで、それが評価されるか、分かりません。
自分の中に秘めているだけでは、それを求めている人がいるかどうか分かりません。

だから、とにかく表に出してみるしかないのです。

僕の場合、非常にニッチですが、出雲の神社、特にスサノオノミコトをフィーチャーし、神社巡りをしたり、本を読んできました。
スサノオオタクみたいになりましたが(笑)、それが逆に今の宿運営、リトリートの提供に役立っています。
初めは、ただただ気になるだけでした。
それが気づかぬうちに、どんどん広がり、出雲のスサノオ関係の神話や伝承地に精通するようになりました。
不思議なものです…

人は十人十色。顔形がみんな違います。
きっと興味の方向も。

だから、違っていいし、自分がどうしようもなく好きなもの、好きなことに、走って良いと思います。
そのエネルギーが渦巻いて、新たな現実が創造されます。
それは気づかぬうちに仕事となっていくでしょう。

だから、自分であることが仕事なのです。

そういう意識で自分を見つめ、自分を捉え、表現してみる。

まずは出来ることから。

例えば、文章を書いてみる。歌ってみる。踊ってみる。旅をしてみる。歩いてみる。語ってみる。

やれることは足元に転がっているはずです。

自分らしさで、誰かと心から繋がれたとき、初めて生まれてきた意味を思い出すかも知れません。

そこからが本当の始まり。

やっと地に足をつけて、歩き始めるのです。